当たり前のことをちゃんとやる
今回のテーマは、「当たり前のことをちゃんとやる」です。
社内外で研修をしていて、アンケートや直接参加者からコメントをもらうこともあるのですが、 最近特に言われることがあります。
それは・・・・ 「当たり前のことが実はできない」ということです。
私の主催する問題解決養成塾であるSV研究会で、オブザーブとして来られたマネージャーさんから懇親会の時にこんなことを言われたことがあります。
マネージャー: 「先生、SV研究会で一番心に刺さったことがあります。」
寺下:「え?」
マネージャー:「実は、オブザーバー席で、とても感動していたんですよ。」
寺下:「感動するようなこと、私、言いましたっけ!?一体、何が一番心に刺さったんですか?」
マネージャー:「実は・・・フィードバックの時に当たり前のことをきちんとしてSVに指摘して頂いたことなんです。」
具体的に何が刺さったのか、聞いてみました。
マネージャー:「先生は、演習の発表の時に発表者がマスクを外して発表したことについて、『マスクを外して話をしたことは素晴らしいですね!』とフィードバックされましたよね!」
マネージャー:「あと・・・」
寺下:「あと?」
マネージャー:「研修の休憩時間について、先生は、時間厳守で集合時間に集まりなさいというルールを事前に参加者に言っていて、全員時間厳守できていたら、 先生は、『ちゃんと集合時間に集まってくれて、ありがとう』とおっしゃいましたよね。」
寺下:「は、はい。。。」
マネージャー:「そこなんです!」
寺下:「!!!」
マネージャーさんご本人にとっては、えらくジーンときたようです。
当たり前なんだけど、実はできないことはたくさんあると思っています。
例えば、人の話の聞き方です。
宜しければ、サポート頂けたら嬉しいです。サポート頂いた費用は、SV研究会運営費に充てさせて頂く予定です。