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世界長者番付2021とアフターコロナの業界動向

2021年度におけるフォーブスによる毎年恒例の「世界長者番付」が発表されました。

世界長者番付の結果から学ぶことによって、その年度毎の世界経済を動かしている覇者を把握することができ、今後の時代の流れ、展開、そして経済状態について学ぶことができます。

特に昨年からはコロナ禍に入り、これまでの常識と当たり前が変わってくる時代で、企業としての変容も大きく求められるタイミングとなってきました。

このタイミングで急成長する企業もあれば、衰退していく企業もあると思います。

今回は世界長者番付2021から結果から読み解く今後の急成長していく企業について書いていきたいと思います。

世界長者番付2021

 フォーブスは4月6日、今年で35回目となる毎年恒例の「世界長者番付」を発表した。新型コロナウイルスのパンデミックが経済大国を含め各国に多大な影響を及ぼすなか、ビリオネア(保有資産10億ドル以上)の数は過去最多を更新。2755人となった。うち493人が初のリスト入りとなっている。
 今年もランキングのトップは、アマゾン・ドット・コムの創業者であり、近く最高経営責任者(CEO)を退任するジェフ・ベゾス。4年連続で首位を維持した。2位は米電気自動車(EV)メーカー、テスラのCEO、イーロン・マスク。昨年の31位から大幅にランクアップしている。
 3位は昨年と同じ、LVMHの取締役会長兼CEO、ベルナール・アルノーだった。その後には、ビル・ゲイツ、フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグが続いている。ウォーレン・バフェットは20年以上ぶりに、トップ5から姿を消した。

4月6日に、フォーブスにて2021年度の世界長者番付が発表されました。

コロナ禍において、各国の経済に大きな影響を及ぼすなか、世界の資産状況も変化しており、ビリオネア(保有資産10億ドル以上)の数は過去最多を更新したと発表されています。

以前、「コロナ禍における米国の資産変動について」にて書かせていただきましたが、資産家と失業者が双方増えており、より一層貧富の格差が生まれている時代です。
今後の経済の発展に向けて覇権を握っていく企業がどこになるのかも注目することができます。

そのなかで、依然として世界長者番付のランキングトップは、アマゾン創業者のジョフ・ベゾスでした。
4年連続首位を獲得するだけの圧巻ぶりで、コロナ禍においてさらに発達してきています。

急成長企業のテスラ

 2位は米電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)で1510億ドル。前年の31位から急上昇した。アマゾン、テスラの株価が上伸し、両社トップの個人資産が膨らんだ。

そして、さらに圧巻なのが前年31位だったところから今年2位にランクインしたがテスラ創業者のイーロン・マスク氏です。
31位というところから一気に2位にまで上り詰めるという破竹の勢いで急成長しています。

テスラやイーロン・マスク氏についてはこれまで本noteでも書かせていただきましたが、EV(電気自動車)開発をはじめ、SDGs(持続可能な開発目標)、脱炭素社会実現に向けた事業の取り組みを行っていて、再生可能エネルギーの開発、そしてその展開を図っています。
そして、宇宙開発、ロボット工学などの先端技術の取り組みなどこれまでの概念を覆すビジネスに取り組んでおり、さらなる成長が期待することができます。

このようにアマゾン、テスラの巨大IT企業が伸びているとみることができます。

おわりに

 日本人トップはソフトバンクグループの孫正義会長兼社長。454億ドルで29位だった。カジュアル衣料品店ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長(441億ドル)が31位で続いた。

日本人トップはソフトバンク創業者・孫正義氏で世界長者ランキング29位、続くファーストリテイリング・柳井正氏は31位という結果でした。

国内企業のさらなる躍進を期待しながらも先日報道されました楽天グループと日本郵政グループの資本提携をはじめとして、国内企業においても大企業同士の業務提携がより活発に進んでおり、GAFAに対応していくような企業が増えていくことに期待できます。

世界全体の経済、社会の動向をみながらも、日本国内においても今後急成長していく企業が現れる可能性について学ばせていただきました。

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