夕食では食べないものもお弁当に入れると食べる件
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
先週から始まりました夏休み。
子供たちは夏休み中、特段予定がない日は午前中児童館に行き、午後に帰ってくる。
となると必要になって来るのが、そう、お弁当である。
お弁当は我が家では私の仕事。
という事で先週金曜日から毎朝お弁当作りというルーチンが朝発生している。
お弁当といっても凝ったキャラ弁を作るわけではない。
だいたい、4~5品で構成される私のお弁当。
メインっぽいものを1品作り、あとは夕食の残りや冷凍食品を駆使して彩る。
2人分作るのに全体で10分~15分くらいの作業である。
色合いには気をつけており、赤いもの(ミニトマト、カニかまぼこ)、黄色のもの(玉子焼き、黄色いパプリカ、カボチャ)、緑のもの(ブロッコリー、ほうれん草、オクラ)このあたりをバランスよく配置すると、それっぽいお弁当に仕上がる。
その為、基本的には同じようなお弁当になりがち。
「パパ、今日のお弁当最悪だったけど鼻つまんで全部食べたよ」
「レタスを玉子焼きの下に隠したでしょ?美味しくなかったけど食べた」
なんだかんだ文句を言うものの、娘も息子も毎回キレイに残さず食べる。
好き嫌いが無いかというとそうでもない。
朝食や夕食を作ることも多いがそういう際は嫌いなものは全く食べない。
お弁当になると頑張って食べるのである。
そうなってくると天邪鬼な私、何を入れると残すのだろう、そんな子供達からすると非常に迷惑な好奇心に火が付く。
娘と息子、2人とも嫌いなものが違う。
娘は焼きそばが嫌い、息子はオムライスが嫌い、しかしお互いの嫌いなものはそれぞれの大好物、という非常に厄介なものから、しめじやしいたけと言ったキノコ類は共通して嫌い。
キノコ系はみじん切りして細かくしてこっそり入れるという方法を使ったりする。
好き、嫌いはしょうがない、好みだ。
しかし夕食の際に出すと、必ず最初抵抗するメニューがある。
それは「今まで食べたことが無いもの」である。
ごぼうのきんぴらを出したことがあった。
「なにこれーまずそう!絶対食べない」
「一口だけでいいから食べてみてよ」
「一本だけだよ、うわまずっ!」
「分かった、ちょっと食べたから残していいよ」
こんなやり取りが夕食の場面。
知らないものはまずいものだ、少し食べて美味しくなければ残して良い、だから脳は旨かろうが不味かろうが「まずい」と反射的に言おうとする。
金曜日のお弁当にごぼうのきんぴらを再び入れて見た。
お弁当箱を見てみるとキレイに食べてある。
「ごぼうどうだった?」
「美味しくなかった」
「でも食べてくれたの?」
「次入れたら絶対残すからね」
お弁当はすべて食べなければならないと子供たちに言ったことはない。
しかし先生の指導なのか、周りの友達がそうなのか、親への忖度なのかは分からないがお弁当は残してはいけないというマインドセットが子供たちの中には確かにある。
新しい事、苦手な事は出来れば挑戦したくない、大人でもそう思う人の方が多い。
少し強制力がある環境が新たな自分の発見に繋がるのだと思う。
という事で今日も今からお弁当作り。
昨日入れた「きゅうりと長いもの酢の物」の感想を子供に聞きつつ、今日はアスパラでも入れてみようかな。
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