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「選択肢があるようで実はないということもある」ビジネスホテルのシャワーで学んだ件

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

(一部の友人から政治的なコメントが含んでいることのリスクを指摘され、一部記事を修正しました)

昨日、出張でビジネスホテルに宿泊していました、いつも宿泊するホテルではなく直前予約でリーズナブルに泊まれるホテルにしました。
昨日の記事はこちら↓


出張中は朝、シャワーを浴びることが多く、朝、記事を書かせていただいた後、シャワーに向かいました。

人間生きていると瞬時に選択を求められることがあります。

服を脱ぎます、
シャワーを出します、
「あれ、水量弱いな」蛇口をひねります、
温かくなるのを待ちます、
温かくなるのを待ちます、
温かくなるのを待ちます、
温かくなるのか不安になります、
水量も弱いまま、
赤い方の蛇口MAXにひねります、
温かくなるのを待ちます、
温かくなるのを待ちます。
温かくなってきたような感じがしています。
もう本当に温かくなっているのか分かりませんが25度くらいまではいっているんじゃないかと思っています。


さて、ここで問題です。


あなたならばどうしますか?
状況を簡単に整理します。
【現在時刻朝7時半、8時出発しなければならない、現在お風呂で裸の状態】
①急いで着替え、「お湯が出ないんですけど」とフロントに電話をする
②このまま修行僧になったように入る

①を真っ先に考えました、
しかし
フロントへ電話→
すぐに伺います→
お湯確認→
大変申し訳ありません、他の部屋をすぐに用意いたします→
部屋移動→
入浴
って、普通に30分でできないし。

結局選択できるように見えるが、私には②の選択肢か残されていなかったのです。祈り、いや信じること、心頭滅却すれば火もまた涼し。
とりあえず髪の毛、髪を洗えば何とかなる、
温かい温かい、
思い続けること、
温かい、
泡立ち良くないなー、
このシャンプーが悪いのか、
もうワンプッシュ、
水だから全然泡立たないよ、
ボトルを見直す、
ボディのシャンプーじゃん、
なんだよ、やり直し。
なんだかんだで水にも慣れてきた、
リンスを流しとりあえず出る、
タオルが暖かい、
暖房が暖かい、
ドライヤーが暖かい、
普段のものに感謝。

帰りがけ、ホテルの方にはお湯が壊れている旨をチェックアウトの際にお伝えしました。絶対、次、あの部屋使う人も修行僧になると思いましたので。フロントの方は若い男性1名、
「あっ大変失礼いたしました、あのこのクーポン券次回またお持ちいただければお使いいただけますので是非お待ちしております」
チェックイン時にいただいたのと同じクーポン
この男性なりになんとか謝罪の気持ちを表したかったんだろうね。
ありがとうといいそのホテルを出ました。
流石に私の選択肢にこのホテルはありません、もう一度来ることはないでしょう。

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