西尾さんとの麻雀からなぜか「ビジネスや政治や国家」を考える
私のこのnoteに私以外で唯一名前が出てくる人物覚えていたら私のnoteのコアなファンです。
そう、西尾さん。
私、2年ほど前から書いていますがそろそろ500記事になります。
その500記事の中で5回くらいは彼を記事にしていますね。
直近の記事はこちら↓
前回、2人飲みした際に「今度は麻雀しましょう」と言って、毎月開催している後輩ドクターたちとの麻雀に誘い実現したのが昨日。
西尾さんは麻雀出来るが出会って20年それほど一緒に打ったことがない。
20年でも片手程度であると思う。
打てることは知っているが、正直あまり強くないので誘うのも…という私の優しさがあったと思う。
それでも久しぶりの仲間と雑談をする時間だという事で今回は強引に誘う。
今回のメンバーは昔からの麻雀メンバーであり、医師であり、必ず狙った獲物は捕らえるヒットマンのような後輩と今ビジネスパートナーとして活躍、ベトナムと日本の懸け橋になるというハートフルな思いを持った元雀荘店員と私と西尾さんというメンツ。
東1局、幸先よく私がリーチ。
そのすぐあと元雀荘店員が追っかけリーチ。
私が一発で掴み、親跳満18000点の献上。
幸先の悪いスタート。
そこから元麻雀店員の無双が続く。
なんとか瀕死状態で生き残る私。
残りの2人も突風の被害に遭っている。
5本場まで続き、やっと連荘が終わり私の親。
私の反撃が始まる。
少しだけ無双が入り、3本場まで続けることが出来た。
長い、ここまでで1時間。
流れが早い半チャンなら終わっていることもある。
しかしまだ東3局。
ここでふと気づく。
西尾さん、言葉を発していない。
厳密に言うと、麻雀しながら雑談をしているためその雑談では話す。
しかし麻雀自体で言葉を発していないのだ。
「西尾さん、リーチとかポンとか知っていますよね?」
「大丈夫大丈夫笑」
念のための確認。
「ポン」
西尾さんが鳴く。
良かった、知っていた。
でも9索を鳴く?
「ツモ、これはチャンタ発ドラ1かな」
ペン7索をツモる西尾さん。
良かったアガレて。
麻雀ってアガる確率は25%。
皆、公平かつ不平等に配られた牌を多分の期待値計算と少しの心理戦で戦うゲームが麻雀。
「リーチ!」
私みたいな素人はヒットマンや元雀荘店員からリーチがかかると振ってはいけないという心理が働き、少し降りることを考えてしまう。
しかし、西尾さんのリーチはなぜか怖くない。
だいたい当たらないだろう。
確率は一緒、でも捨て牌や点数の差ではなく人で判断している。
結局期待値の遊戯なのでどんなにプロでも素人に負けることもあるのが麻雀の魅力。
しかし期待値なのでやればやるほど差が出る。
自分が上がっても点数が低い時には周りが上がらないようにリーチすることもある。
抑止力である。
リーチという武装をして守っていてもどうせ大したことないだろうといって攻め込まれる西尾さん。
どこかの国もこうならないようにしないとね。
結局、元雀荘店員が圧倒的1位。
西尾さんが圧倒的4位。
西尾さんはいつも帰り際こう言う。
「お疲れ~」
西尾さんとの麻雀を思い出しながら、ビジネス、政治、国家、いろんなことを考えた朝。
難しい事を考えるのも良し、でも毎日に感謝しながら生きることが出来る幸せを噛みしめよう。
「お疲れ~」
が聞きたいので、また誘います西尾さん。