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MKC特製アーモンドミルクの作り方

2013年9月に日本で初めて発売されたアーモンドブリーズ。発売から8年。発売当時は牛乳は体に悪いと言うと首を傾げていた日本人も、ようやく乳糖不耐症や代替えミルクについての知識が追いついてきたようです。

日本でもいろんな植物ミルクが販売されるようになりましたが、自家製も含めて一番人気はアーモンドミルクです。発売からしばらくしてアーモンドミルクの作り方についてのご質問がたくさんありましが、最近、コロナで料理する方が増えたのか作り方についてのお問い合わせが増えています。

2021年版として簡単な作り方を載せますのでご参考にしてください。

最近、日本でも健康志向が高まって外食業界でも植物ミルクを使った料理が増えています。外食メニューを開発している研究所で試作に使うアーモンドミルクは生アーモンドから作ります。

 使用目的によってアーモンド濃度を変えますが、水に一晩浸したアーモンド1に対して水1~2の割合で作ります。飲用は濃い目で1:1です。料理に使うのは1:2が多いです。水に浸したアーモンド1カップに対して水1カップを基準に好みの濃さを見つけてください。甘味は完熟デーツを使います。

水に一晩浸したアーモンド

 デーツは中東の栄養価が高い食品で砂糖代替品として使います。イスラム教徒はマラダンの栄養補給食品としても利用します。繊維質がとても多い優れた健康食品です。ジャムにしておけばいろんな料理の甘味料として使えます。ドレッシングに混ぜても美味しくなります。下の写真は研究所で作っているデーツジャムです。作り方は簡単ですからぜひ試してみてください。

デーツジャムの作り方

1.適量の水を加えて煮ます。
2.火を微弱にして混ぜて繊維をほぐしながら水分を好みで飛ばします。
写真のように白い繊維の塊がほぐれたら冷まして出来上がり。
粗熱が取れたら容器にいれて冷蔵保存してください。

研究所で作るミルクのアーモンドと水の分量は1:1です。水に浸けてふくれたアーモンド1カップに対して水1カップの割合です。甘味はデーツジャムを使います。材料はアーモンド・水・デーツの3つだけです。それだけでとても美味しいアーモンドミルクが完成します。粉砕・布漉しの手順は動画を参考にしてください。

布漉しで残った搾りかすはホットケーキミックスと卵・アーモンドミルクでホットケーキにしてください。とても美味しいですよ。

布漉しで残った搾りかす
焼き上がり

おいしいミルクを作ってお楽しみください。しばらく続けられたら、きっと美容健康効果に驚かれると思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。

布漉ししてアーモンドミルクの出来上がり

エムケイコンサルティング食品研究所
MKC INSTITUTE of FOOD TECHNOLOGY

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