【税金&手取り自動計算エクセルシート2019年度完全版!】新生活に不安な新社会人必見!めんどくさい作業ナシ!


桜が咲き始め、春の息吹を感じる季節になりました。

多くの大学4年生はあと数週間で始まる新しい新生活に胸を躍らせているのではないでしょうか。

しかし、大学生から社会人になるということは、単にお金をもらい働くということだけではありません。一国民として納税義務を果たし、真の意味で親御さんからの独立をしなければならないのです。


月々のお金の管理は新社会人としてとても大事な一歩です。

きちんとしたお金の管理のためにも、まずはいくら自分の銀行口座に振り込まれるのか、きちんと知ることが大事です。

会社から頂く内定書に書いてある「額面金額」と銀行に振り込まれる「手取り給与」が違うことは多くの方もご存知かと思います。


計算方法は以下。

額面給与ー税金(所得税、住民税、社会保険料、復興特別所得税 )=手取り給与

となります。



①所得税

所得税とは、額面金額から各種控除費用(基礎控除、給与所得控除、社会保険控除)を引き、課税所得に応じた累進課税%を乗じて算出されます。

各種控除費用は個人によって変化しますが、基礎控除費用(一律で全員に課される)に該当する項目があれば控除に追加され、最後に残った金額が課税所得と呼ばれるものになります。

基礎控除についてはこちら↓


②住民税

住民税の求め方も基本的には所得税と同じです。課税所得に対して数%を乗じて求めます。

所得税との違いは、

(1)前年度の所得をベースとして計算する(※前年度収入が一定を超えている場合を除き、新社会人は1年目に住民税を支払う必要はありません)

(2)住民税の計算方法は、所在の都道府県と区域によって変化します

※こちらの付属のエクセルは東京都港区をベースとし、住民税を計算しております。また1年目の収入をベースに2年目に支払う住民税を算出しています。ご了承ください。


③社会保険料

社会保険は多種多様のため、一般化することは難しいです。

代表的なものと、その課税率を以下に紹介します。今回はこちらの%を利用して求めるものとします。

厚生年金 9.15%
健康保険 4.95%
雇用保険 0.30%

その他の社会保険の種類などについてはこちらのサイトに紹介してあります。


復興特別所得税

復興特別所得税とは、2011年の東日本大震災以降に定められた新しい税制です。

復興特別所得税は平成25年1月1日から平成49年12月31日までの間、源泉徴収義務者は源泉所得税を徴収する際、復興特別所得税を併せて徴収し、その合計額を国に納付することになります。

今回はその間の期間の税制の計算と仮定し、計算の対象としています。

計算式は、所得税額(※差し引かれる項目に該当する場合は控除)に対して2.1%を乗じて算出します。 

※所得税額から差し引かれる項目一覧

配当控除
住宅借入金等特別控除
政党等寄附金特別控除
認定NPO法人等寄附金特別控除
公益社団法人等寄附金特別控除
住宅耐震改修特別控除
住宅特定改修特別税額控除
認定住宅新築等特別税額控除


以降の有料部分では、自動計算エクセルシートを添付しています。上記の方法で自分で計算するのがめんどくさい!今すぐに知りたい!(エクセルが2秒で計算してくれます)という方は、ご購入頂ければそちらのエクセルシートを提供させて頂きます。

よろしくお願いいたします。


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