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【地域で輝く学生vol.32】神戸女子大学・神戸女子短期大学~神戸市・神戸市社会福祉協議会と連携し民生委員インターンシップを実施しました~

【地域で輝く学生vol.32】今回は神戸女子大学・短期大学の取り組みを紹介します。

 神戸女子大学・神戸女子短期大学では、昨年に引き続き、神戸市、神戸市社会福祉協議会(神戸市民生委員児童委員協議会)、と協働して民生委員インターンシップを実施し、40名の学生が参加しました。
 民生委員・児童委員の活動に参加し、地域課題への取り組みを現場で学ぶこと、民生委員・児童委員のなり手不足問題を解消するべく、若い世代に活動を知ってもらうことを目的としています。
 民生委員・児童委員が様々な地域課題に取り組んでいる現場を学生が体験することで、大学での学びに繋げ、地域を支える民生委員の存在を知ることができました。また、若い世代が民生委員の活動を知ることで、なり手不足の民生委員活動をどのように周知していけばよいか等を一緒に考える振り返りワークショップも開催し、各地区の地区長や委員の方々と学生が意見を交換しました。

①    事前オリエンテーション(2023年7月25日)

 神戸市福祉局くらし支援課及び、神戸市社会福祉協議会による民生委員・児童委員制度の知識や、地域福祉の基礎知識、また実際に活動を行う際の注意点などを3時間の講義形式で実施しました。

事前オリエンテーション

②    活動(2023年8月1日~31日)

 市内の地区から約300の活動があつまり、その中から1人3件の活動に参加しました。
・高齢者見守り活動(訪問動向)
・ふれあい給食会・喫茶
・学習支援教室・こども食堂
・地区定例会議への参加
・盆踊り等、地区イベントの実施
など、対象や場所も様々な活動に、学生が参加しました。

学習支援教室活動の様子
高齢者見守り活動の様子

③    振り返り報告会(2023年9月5日)

 活動の振り返り、活動内容共有のグループワークを行いました。学生同士でお互いの活動内容について振り返りを行いました。その後、各地区の地区長や委員の方にも入っていただき、民生委員活動を広く周知するための提案などについて話し合ました。そしてグループごとに発表を行い、地区長の皆様から講評をいただきました。終了後は神戸市福祉局くらし支援課の大村課長より、参加証の交付もありました。

振り返り報告会(ワーク)

●参加した学生の感想

「民生委員の事を全く知らなかったが、今回知れてよかった」
「地域を支える民生委員や児童委員の方々の活動の事を友人にも話したい」
「民生委員は地域のお父さん・お母さんのような存在だと思った」
「様々な活動があると知り、また参加されている高齢者の方も子供たちもとても元気な方が多かった」

●振り返り報告会での地区長の感想

「訪問などにも参加してもらい、訪問先のお年寄りも若い人と話せることを非常に喜んでくれた。」
「活動を知り興味を持ってもらい、今後も少しでも関わっていただければありがたい。」
「すぐ動いてくれて助かった。若い皆さんから元気をもらえた。」
「民生委員活動の周知にもアイデアをもらえた。できるところから実践したい。」

振り返り報告会(発表)

●今後の展望

 今年で2年目となる活動ですが、さらに多く学生の皆さんに参加していただき、地域での民生委員活動から学んでいただきたいと考えています。

お問い合わせ:神戸女子大学・短期大学ポートアイランドキャンパス地域連携推進事務室(電話:078-303-5158)