僕の物理の授業プリントを!

新型コロナウィルスの騒動で始業が遅れていて,遠隔授業だのなんだのというのが流行っています.僕が直ぐできそうなこととして,釧路高専1年生の物理の授業(高校レベルの力学)で使っている演習プリントを公開しようと思い立ちました.

GitHubに置こうかとも思ったのですが,説明も必要だと思いましたので,noteの記事として公開します.

僕の1年生の授業は『学び合い』という形式で行われます.
・僕からの最低限の説明を元に「演習プリントを解け!」が基本
・教科書(『初歩から学ぶ基礎物理学 力学 I』東京書籍)の説明を読み直す
・教科書の例題の真似をしてみる
・黒板に張り出した模範解答を解読する
・級友に教えたり,教えられたりする
・ウロウロしている僕に質問をする
などなど.

一応,僕の説明が出発点なので,独学するときに必要とするような初めの詳細な説明文はありません.なので,新1年生が見ても「なんだこりゃ?」と思うはずです.ごめんなさい.「こんな事を学ぶんだー.へー」という雰囲気だけでも感じてください.

今回の主ターゲットは新2年生で退屈な学生さんです.がんば!現時点,まだ解答を作ってません…普段の授業では,プリントに赤ペンで手書きしたものを黒板に貼っています.

僕の個性が現れている変な問題も含まれますが,たくさんの種類の市販の問題集・参考書も参考にはしています.釧路高専の学生なら,図書館に物理の参考書・問題集コーナーがあるの,知ってますよね?問題毎に参考とできる資料を示しています!

例えば,「斜面を滑り落ちる物体の運動方程式を立てて加速度を求める」という問題が後々出てくるとき,「斜面に置かれている物体に働く力の矢印を書け」「下向きの力を,あっちとこっちに分解せよ」などが後々の問題のシチュエーションをそのままに質問されるようにしてあります.別単元の各問題のつながりを極力明示しています.(これに気づいたのは最近なので,まだ不完全ですが)

という事で,始業までの不安な時間を,物理の問題を解く事でちょっと落ち着いて,授業開始までの気持ちのアイドリングに使っていただけたらと思います.(数値解だけは4/5(日)の夜にでも,追加リリースできたらと思っています)

4/5(日)19:40時点.「3.2  力の合成・分解:実例」までの数値解.
4/6(月)20:22.図以外の解答完成!

そうそう!数学が苦手な学生のために,物理の授業プリントの計算部分だけを抜き出した計算練習プリントもあります.これなら,新1年生もできる!!


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