児童文学が映す「ディスレクシア」---本の中の障害者01
初出:Facebook(2017/08/16)
初出タイトル:「読字障害の啓発と児童文学」(2018/01/26 加筆修正)
最近,絵本や児童文学を漁っている.日本では「いわゆる発達障害(知的障害,自閉症,ADHD,学習障害,読字障害…)は治ることはない」と喧伝されているが,海外の絵本・児童文学においては「ディスレクシア(読字障害)」は治るものとして扱われている.所詮はフィクションの物語ではあるが,背景描写から教育現場の空気感を正しく理解した上での作品であろうと推察される.