ファースト・リパブリック・バンクの経営破綻について自分の反応。
最近アメリカのファースト・リパブリック・バンクという中堅銀行が経営破綻したことが日本の経済専門ではない普通のニュースでも報道された。
結局ここはJPモルガン・チェースという大きな銀行に買収された。
これはNHKの記事。
詳細は上の方が良いかも。
個人的な感想。
俺は経営破綻したと知った時は驚かなかった。
えっとね、実際はもう少し違う言葉で細かく伝えられたんだけど、ニューヨーク株式市場全体は「あーやはり」という感じでほとんど反応しなかったし。
なんというか、今年の3月にシリコンバレーバンクという中堅銀行が経営破綻したのがきっかけで「金融不安」というものが一気に広がったよね。
その時にもファースト・リパブリック・バンクも危ういのではと言われていた。
なので対策としてアメリカの大きな銀行11行の協力で巨額のお金を預けた。
こうして「みんなで預金をたくさんしてあげたから」と大丈夫的な雰囲気を出していた。
その時のことはロイター通信の記事で。
だから日本で桜が満開になっている頃は金融不安の話はあまり出なくなった。
そんな中でもファースト・リパブリック・バンクが4月下旬に出す予定だった2023年1~3月期(第1四半期)決算はずっと市場から注目されていた。
それが発表されるとかなりの預金流失が明らかになった。
そこから株価も大幅な下落が続いて、金融当局も動き最終的に大手のJPモルガン・チェースに買収された。
という「ある日突然の経営破綻」ではなくて意外と長く市場からファースト・リパブリック・バンクは厳しいかもなぁと思われていたのを今日は書いた。
では、また。