ゼノブレイド2をクリアして、人生というクソゲーをレビューする。
先日、ゼノブレイド2をクリアしました。約200時間、楽しみました!
私がこの時間を費やし、感じたは以下2点です。
・ 仕事をゲームのように楽しむ方法
・「飽きても続けてみる」という考え
本作は、すごい期待して購入し、
最初は「うーん、、」ってなって、
最後は「面白いっ!!」てなりました。
最初に「うーん、、」となったのは、
1.うらやましいだけ問題
2.要素のボリュームに胸焼け問題
の2つか要因ですかね。
1.うらやましいだけ問題
本作、最初のプロローグ的なところで、可愛くてセクシーな格好をしたおとなしい性格のおねえちゃんが仲間になります。(画像 右)
またこれだけに飽き足らず、その後も、さまざまなパターンのカワイイ子が仲間になっていきます。
これを現実世界で想像してみていただきたい。
国境なき医師団
青年海外協力隊
国際平和維持活動PKO、、等々
いずれも大変立派なことです。
でも、そのメンバーの半数が、セクシーギャルで構成されていたらどうでしょう。
あなたは、心から応援できますか?
彼らが本当に純粋な気持ちだったとて、うらやまけしからんと思ってしまいませんか。
こうなってくると、世界を大きく変えるというような緊張感は無くなり、「ただの楽しいパリピ旅行やん、、」って感じてしまい、共感ができなくなってしまったのです。
2.要素のボリュームに胸焼け問題
このゲームは要素が本当に多い。
※以下、しばらく、どれほど要素が多いかを、記載しておりますが、斜め読みでかまいません。
まず、人間の仲間でメンバーを選びパーティーを組みます。
それぞれにレベルがあり、特殊効果をもつ様々なアクセサリーを付けることができ、さらに時間制限のあるステータス向上のアイテムも使ったりする。ちなみにアクセサリーもアイテムもそれぞれ100種類以上ある。
さらに、各人間は、守護霊的なものを最大3体つけられる。先程のセクシーおネエさんもその1人だ。この守護霊も100種類以上いる。
そして各守護霊ごとに2から3つの特殊効果をもつアクセスコアと呼ばれる装備みたいものをセットできる。
各人間は、レベルによるステータスアップ以外に、武器の種類ごとに熟練度があったり、守護霊は「〇〇を5体倒す」とか、「〇〇を30個集める」とか、条件によってステータスアップする。この条件が、各守護霊毎に多いと50近くある。
これらを使って戦闘する。守護霊ごとに、3つの基本攻撃と4つの必殺技を持つ。技を仲間と組み合わせて、特定の並びで組み合わせるとか、必殺技をつないだり、火とか水とかの属性が8種類あって、、、とにかく複雑なんです。この辺をちゃんと理解できたのは、ストーリー上のボス倒してしばらくしてからでした。笑
面白さとは、、、
このゲームの面白いところは、なんといっても、大量で難しい課題を、少しずつ習得していったテクニックを使って、乗り越えて行くこと、その達成感でしょう。
100以上のミッションやクエストが待ち受けていました。また、世界中に闊歩するラスボスをはるかに強力なモンスターたちの討伐。これも醍醐味です。
これって、学校だったら、仕事だったら、こんなにたくさん難しい課題が来たら、挑戦を楽しむどころか、病んでしまう人もいると思うんですよね。
なんでゲームなら楽しいのに、仕事だと辛い?
私がまさにそれでした。一時的には、病むくらい悩んでました(というか、病みました)が、今は楽しめるようになりました。
自分なりに楽しめるようになった一番のポイントのは、人目を気にしなく、挑戦できるようになったからでしょう。
ゲームの場合、
難しい課題→クリアできない
で終われますが、
仕事の場合、
難しい課題→クリアできない
→クリアできなかったせいでまわりに迷惑がかかる
→周りに「できないやつ」と思われるんじゃないか。
と、妄想が膨らんでしまいます。
この後半の妄想こそが毒でした。
仕事において難しい課題へ調整することはとても大事なことです。それは、ゲームでもおなじであるように、挑戦しなければ成長はありません。
挑戦の結果、失敗することはよくあります。むしろ、失敗続きでしょう。
難しいことをしているのだから、周りにそれを責める権利は本来ないのです。嫌なら、失敗する前に手伝えば良かったのだし、そのリスクも踏まえて見越すだけの管理能力やリスクヘッジができていないだけなのです。文句だけいう非生産的な人間の目線など気にするだけ損でしかありません。(こういう人間は、仮に100点とっていても、調子に乗りそうだとか、いう輩なのです。)
挫折することもある、つまらないと感じることもある、それでも続けて少しずつ広く前に進めていくとある時それが楽しく感じられた、そんないい経験ができたゲームでした。
FIN
あと、オープンワールドがとても良い景色でした