2020.6.9 初めまして
しそ・わかめと申します。2年前の今日、実家から出て一人暮らしを始めました。やっと、2才。そんな気持ちの記念日です。ロックが大好きなので、この日の引っ越しは狙ったことでもあります。
私はHSP(Highly Sensitive Person)という気質を持っています。これは病気ではなく、人間のタイプなのだそうです。おおざっぱすぎるかもしれませんが、学校の授業科目に得手不得手があるのと同じようなものだと捉えています。
HSPは、訳すと「とっても繊細な人」といったところでしょうか。私がこの概念を知ったのは5年以上前、親しい友人に指摘されたことがきっかけでした。それまでにも、外出すると疲れやすい、音がうるさい場所が苦手、といったことをよく話していました。
ある夜、友人の運転する車に乗っていたのですが、対向車のライトがまぶしくてしんどい、と漏らすと「あなたみたいな人って、HSPっていうらしいよ」と言われました。人より敏感とか繊細とか、どうやって比較するの? と私は呆れてしまい、なんか気持ち悪いし、やめてほしいわと聞き流してしまいました。それに、人それぞれが持つ微妙なものにラベルを付けたり、分類することが好きではありませんでした。
それからしばらく経って、私は急に体調を崩して寝込みました。身体は痛くないし、発熱もないけれど、起き上がる気力がない。原因はなんだろうかと、ベッドの上で最近の自分を振り返りました。すると、ここ数日、ある人の声をずっと聞きながら仕事をしていたと気づきました。甲高い声で切れ目なく、延々と続くおしゃべり。その内容は、私の仕事とは関係のない世間話や誰かの噂話でした。早く帰ってほしい、頭が痛い。私は静かな場所で、集中して仕事がしたい。
こんなことがストレスになって、仕事を休んでしまうとは。友人の言った「HSP」のワードを思い出し、ネット検索。自分がどの程度なのか、チェックできるサイトを見つけたので、試しにやってみることにしました。簡単な質問に答えると、これまで同じ質問に回答した人たちの総人数に対し、自分のスコアはどのあたりか、ランク表示される仕組みになっていました。
結果、「上位一割の中にいます」という表示が出た時は、ぽかんとしてしまいました。いやいや、みんなそうなんじゃないの? 内心焦りながら友人たちにもチェックをやってもらいましたが、あれこれ気にする性格だったり、周囲に気をつかうタイプの友人でも、結果は下の方のランクでした。「みんなと私はどうやら違うらしい」というのは、かなり衝撃的でした。
最近では、書店にHSP書籍を集めたコーナーを見かけることもあったりして、知名度が上がってきていると感じます。困りごとに対する実践的なアドバイスが載っていたり。気質については理解していますが「どうしたらいいの」と考えることもまだまだ多いです。ピンチを切り抜けるため、自分に合った技や武器はいくらでも欲しいし、知名度が上がれば、理解されやすくなります。ちょっとずつ生きやすくなれば、さらに嬉しいです。
HSPの観点から日常を書いてみようと思っています。捉え方、見え方、感じ方。HSPの人もまた、人それぞれ違うのですが「私はこんなん」というのをちょこちょこと。
noteは画面がシンプルでいいですね。色づかいがきつかったり、広告や他の情報などが多い画面は、これまた疲れます。画面構成で好みを言うと、楽天よりamazon派です。
これから、どうぞよろしくお願いします。
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