ハナ
カタツムリの匂いが鼻に残る6月が終わり、夏を迎えると世はハナを求め出す。
ふと蘇る。
最後はいつだっただろうか。
夜に咲くあのハナを眺めたのは。
「花」なのか「華」なのか。
「光」なのか「人」なのか。
前者も後者もこれでもか!という程輝きを放つ。
私には少し眩しいくらいに。
貴方の「ハナ」には何が当てはまりますか。
もしかしたら「花」でも「華」でもあるかもしれません。
もしかしたら「花」でも「華」でもないかもしれません。
どちらとも観たいだなんてわがままでしょうか。
私はわがままと言われようとも、どちらも観たくなります。
今年の夏はハナ束を手にしましょう。
1輪でも夏が素敵であることに変わりないのですが。
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