雲雀料理
萩原朔太郎『月に吠える』の「雲雀料理」が好きだ。
雲雀料理
五月の朝の新緑と薫風は私の生活を貴族にす
る。したたる空色の窓の下で、私の愛する女
と共に純銀のふおうくを動かしたい。私の生
活にもいつかは一度、あの空に光る、雲雀料
理の愛の皿を盗んで喰べたい。
※ふおうくの上に、、、、
雲雀料理って、何なんだろう?と思って検索してみると、中世ヨーロッパでは、ヒバリをパイに詰めた料理も愛されたとあったので、調べてみたけど、『カザノヴァ回想録(第七巻)著者: カザノヴァ/田辺貞之助訳』にあるのを見つけただけだった。
中世料理の食材について、『中世の饗宴』M・P・コズマンから[4]を紹介しているブログにも、G.鳥のリストにあったけど、簡単に検索しただけでは、どんなものかは分からなかった。
私が朔太郎の詩に共感した部分は別のところだけど、
いつかは一度、あの空に光る、雲雀料
理の愛の皿を盗んで喰べたい。
って、いいですね。
※画像は、Wikipediaよりお借りしました。(パブリック・ドメイン)とあったので。
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