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コミュニティスクール。
ご覧いただきありがとうございます。
大阪の吹田市で不登校支援と発達支援をしている、NPO法人トイロです。
先日、働いていた自治体に声をかけていただき、教師向けの不登校の研修を実施しました!
そこで、特例校の話や、今回お話する「コミュニティスクール」の話が出てきました。
いよいよ行政主導で、本格的に動いていくようで良かったなと思います。
教師を退職する前からその話に関わっており、トイロのビジョンともリンクしているので、これから先がとても楽しみです!
さて今回は、「コミュニティスクール」とはどのようなもので、どのような役割を果たすのかを書いていきたいと思います。
最後までお付き合いください!
開かれた学校って○○です。
【参照】https://manabi-mirai.mext.go.jp/upload/190708chiikigakkoukyoudoukatudoupanhuretto.pdf
この、地域学校共同活動と学校運営協議会が連携して、取り組みの効果を検証し、教育の幅を広げている学校が開かれた学校だと言えます。
実際あるのは、
・ホームページでの活動内容の発信
・PTAとの連携
・学校評価の結果と学校評議会の実施
・行事や授業での学校公開日の設定
で、この辺りが勤務していた学校では重視され、地域資源との連携はほとんど取っていませんでした。
これでは、情報をオープンにしていたにすぎません。
これを開かれた学校であるととらえる管理職が非常に多かったです。
コミュニティスクールが必要な理由は学校現場の○○にある。
地域で地域の子ども達を育む。
教育の土台はこれでなくてはいけません。
そうすることで、多様な大人が子育てや教育に関わり、幅広い知識や体験を子ども達に届けることができるからです。
これがコミュニティスクールの効果です。
しかし、学校も地域の一部という感覚を、学校側は持っていることが少ないです。
教師は地域住民ではないし、学校が優位と思っている教師が少なからずいるからです。
これでは、地域と学校が協同して教育を実施することができません。
何より、学校はもう限界を迎えています。
子ども達の受け皿に穴がいくつもできているし、教師が疲弊しきっています。
ここにもコミュニティスクールの必要性があります。
学校現場の穴と、疲弊しきった教師の補強材としての役割です。
多様な強みを持つ地域資源で埋めていこうというものです。
これからの時代、多様性に対して柔軟な教育が必要です。コミュニティスクールは多様な受け皿を用意できる意味でも重要な構想だと思います。
そして、学校以外にも各中学校校区に子どもの居場所ができて、地域の学校と連携していけばさらに効果が期待されます。
早急に実現できたらいいなと期待しています。
まとめ
・開かれた学校とは地域資源と連携し、子ども達を教育している学校。
・学校は限界を迎えているので、地域で教育を行う必要がある。
グレーゾーンで発達支援が必要な子どもや、起立性の子どもたちの支援をしている放課後のサードプレイスのブログです!こちらもぜひご覧ください!
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