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「放課後学習サポート」と「訪問支援」のイロイロ◇コネクトスクール「トイロ」ってどんな所?⑦
「見えない部分」と「見れない部分」
助けが必要な時にみなさんならどうしますか。助けを求められる存在が近くに居るから大丈夫。これが理想です。
助けてと言えない、助けをどこに求めたらいいのかわからない場合はどうなるのでしょうか。その場合は偶然誰かが手を差しのべるまで待たないといけません。偶然の巡り合わせを待つ間は、どうなるかわからないという不安と、現状が変わらない辛さにずっと耐えていくしかないのです。
子どもたちの支援を始めようと思った時は、この部分まで考えることはできませんでした。動き始めて多くの方とお話するうちに見えてきた部分です。
今の私の課題は「見えない部分」を活動を通して世間に見えるようにし、「見れない部分」を自身の足を使って見れるようにしていくことだと実感しています。
イメージは「寺子屋」
困ったら気軽に相談できて、子どもたちの成長をサポートする地域のより所。「トイロ」をそんな場所にしていこうと思っています。
でも、実際は駆け込むことすらできない人が居ると思います。どうしたらいいのかわからない人も含めて。だから「訪問支援」を実施しようと決断しました。そして、発達がグラデーションの子ども達や起立性の子ども達が勉強しやすいように「放課後学習サポート」も実施することにしました。
不登校だけではなく、生きづらさを感じている子どもたちの支援も考えないといけないと痛感したからです。原学級担任と、特別支援学級担任を経験したことが活かせると思っています。
現実として助けを求められない家庭もあるので、スクールに通える子ども達をサポートするだけでは足りないです。それだけでは子ども達に関する問題の根本解決にはならないなと思います。日本の自殺者数を見てさらに強く思いました。
そのために必要なのは「支援モデル」です。これを行政と吹田にある企業とトイロで協力して作っていきます。今、作っていってる段階ですが、2年後にオモシロイことが発表できそうです。実績ができたら、1つのモデルとして発信して行きたいと思います。
訪問支援:月・木の13:00~18:00
対象地域ー吹田市、摂津市北部、豊中市、箕面市、淀川区、東淀川区
主に家庭学習のサポート、教育相談をおこないます。
放課後学習サポート:火・水・金の16:30~20:30
対象生徒ー小学校1年生から中学校3年生。合計32名まで。高校生は要相談。
抽出授業をしていたノウハウを基に、現役教師と教員を目指す大学生で学習をサポートしていきます。宿題や授業の復習、家庭学習の振り返りを行っていきます。「学び直し」「基礎学力の定着」を中心に「授業がわかるようになるサポート」を展開していきます。 発達に波がある、学習に遅れがあるお子さんが通いやすくなっています。
今日はここまで。ありがとうございました!
次回「生涯スポーツ教育」のイロイロです。お楽しみに!