「人生あきらめた方が楽。」と15歳がいう日本。
ご覧いただきありがとうございます。
大阪の吹田市で、学校に行けない子どもたちに教育や体験を届けるサードプレイスを運営しています、NPO法人トイロです!
現在、体験型学習を中心に、学校に行けない子どもたちに教育を届けています!
こちらでトイロの活動の様子を見ていただければ幸いです!
昨日から、Syncableという寄付サイトで、「ヤングケアラーや貧困家庭の子ども」達に、授業料を気にせずに学びに来れるシステムを作るための、寄付型クラウドファンディングを開始しました。
どうしてそれを実施しようと思ったのか。
その辺りを詳しく書いていきたいと思いますので、最後までご覧ください!
目の前で、子どもが人生をあきらめた瞬間を見た時、あなたならどうしますか?
教師時代の体験です。
「人生あきらめた方が楽」 これは15 歳の言葉です。
教師時代に担任していた、ヤングケアラーの生徒です。将来に希望を抱くたびに、現実を見てあきらめなければならなかった生徒です。
下の子どもの世話、介護の手伝い、家事。
15歳の子がこれを母が仕事の時にしていました。
学校は昼からしか登校できず、部活もできない。
生活が苦しいから、時間があるときに塾にも行けない。
彼は、理科がとても好きで、新しいことを学ぶたびに、うれしそうにする生徒でした。
ある日、進路懇談がありました。
母親は来ず、1時間ほど一緒に待っていました。
すると、「先生いつもごめん。きっと俺の人生は良くなることはない。希望を持つのに疲れた。人生あきらめた方が楽やわ。」
とつぶやきました。
彼に、みなさんなら何を言って、何をしますか。
私は教師として何もできませんでした。
この経験がトイロを立ち上げた理念の1つになりました。
彼のように、介護の手伝い、弟妹の世話、貧困など、物理的な理由で教育をあきらめる若者は現代の日本では少なくありません。
17 人に1 人の割合で居ると言われています。そして、気付いた ときには就職もできない年齢になっていたというケースもあります。
「教育や体験を受けたいけどあきらめざるを得ない子ども達」を救えるのに、何もしなくていいのか。
それが、代表の私をはじめ、トイロのスタッフ達の想いです。
ちっぽけな力しかないトイロができる事。
それは、みなさんに、少しずつでいいから、力を貸してくださいとお願いすることです。
それしか現状ではできません。情けないです。
だからと言って、逃げるわけにはいかないので、この取り組みを実行しています。
「10 人の大人で、1 人の子どもに教育と体験を届ける」
これを実現したいです。だから、お願いです、少しでもトイロの理念に賛同いただけたら、少しでいいです。温かいごご支援をお願いいたします。
多くの大人が少しずつの寄付をすることで、1人の子どもに教育を受けられる環境を作り、将来に希望を持てるようにしていけます。
それが今回の寄付型クラウドファンディングです!
この記事をご覧のみなさま、どうか、このキャンペーンを一緒に実現していってください。
「みなさんのおかげで人生をあきらめずにすみました。」 子ども達がこう言ってくれるように。
この取り組みの詳細は、下記のアドレスよりご確認いただけます!
お時間があるときに、我々トイロの想いをご覧いただけたら幸いです!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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