【読書会開催レポート】 こころに残すために必要なこと
はじめに
奈良の二上山の麓から11月寒い早朝5時半からオンラインのメインファシリで参加した読書会。『第6回こころ・に残る一週間に! 「意外な本で、いい感じな計画を立てる読書会」ーあなたのイチオシの一冊をもってきて!』第406回モーニング読書会。
写真はこのタイトルで集まった方達です。読書会がはじまって自己紹介のあとに撮りました。※自己紹介は名前とニックネームと参加場所。そして、読書会で何が得たいかを語ります。最後に「○○を得るのに協力いただけますか~」と言ってもらいます。
そうすると、応援してもらいながら読書会がはじまるという嬉しい気分に僕はなります。あらためてこの写真をみてみると、参加者のそれぞれの思いが伝わってきます。
ワーク
本を読む前に呼吸を整えます。
ここから本を読んでいきます。
本を読むワーク2つ、スケジュールを立てるワークは2つあります。
参加者のイチオシの本の概要をキーワードを抜き出しながら掴みます。
自身の課題など「知りたいことの質問」をたて、その答えを本から調べていきます。
つぎに、自身の1週間のスケジュールを思い出し、受け取ったメッセージをスケジュールに組み込むというものです。
そして、本の紹介と受け取った「メッセージ&計画」などをグループ内で話し合います。この間、トータル75分間。
本当にわずか75分間でこころに残るほどのモノができたのだろうか?
参加者のみなさんはどれほどの思いで、この読書会に望んでいるのだろうか?
フリートークの時間
自身の課題に向き合い、マンネリ化した習慣を変える時間。
本から得た「メッセージ」と「他者の意見」から、ぼんやりとしていたものがカタチに変る瞬間。
そして、自身の課題に「立ち向かう勇気」をもらう時間。
ファシリテーターの腕のみせどころだ~!!!!!
この「フリートークの時間」と 「読書会に参加した」ことが後押しになる。「後押しにれば・・」いいなぁと思ってこの読書会を開催しています。
「イイ感じな朝」のひとときが、こころに残る1週間に繋がれば、僕は、この上ない喜びになります。また、一緒にファシリテーターをしてくれた仲間もきっと嬉しいと思います。
フリートークをMiro(オンラインボード)に書き留めましたので
見てください。
おわりに
フリートークの後に「気づき」と「小さな一歩」を考えて
グループ内で発表し合います。
今日からはじめる「小さな一歩」が自身の課題解決になり、明日の希望につながりますように~!!!!!
編集後記
この読書会に望むにあたって僕が持参した本は河瀬直美(著)萌の朱雀である。
隣の家のえいちゃんと
ちかくの大きな木の中で
お手てつないで空見たら
お陽さま暑くて消えちゃった
この本には、わらべ唄がある。幼いときから田舎の山でくらした家族のおはなし。たんたんとしたはなしが続き、聴いたことがありそうな懐かしい雰囲気のわらべ唄だから、その土地で生まれた唄かなと思っていたら、河瀬さんのオリジナルであった。
たんたんとすすむ、お話の中のわらべ唄、なんだかこころに残る。
わらべ唄というものは、誰にとって見てもいつかの懐かしい思いを時折思い起こさせるモノとして、とても重要な役割をしている。
この本から、こころに残るエキスを探し出そうと思っていた。が、
同じグループの人が「かの青空に」という本で
石川啄木の私生活のはなしをされた。
借金は踏み倒し、金があると遊びに費やす。
後世に名を残したひとがこんな生活をしていたとは、
なんともインパクトがある。
・なんだか心に残るオリジナルな「わらべ唄」
・後世に名を残す「借金を踏み倒しても自身のこころに正直で素直なひと」
この二つの「ストーリー」から僕はこの1週間をこころに残す。