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読書記録「LIFE SHIFT2」

昨年、コロナ前に発刊された前作を読み、人生100年時代の意味や今後の人生をどう生きるか、ということを考え始めた。
もしこの本を発刊当時に読んでいたなら、そして働くことの意義を見つめ直していたなら、この2年間はあれほど悩まなかったのかもしれないと思った。

そんな思いから読んだ本作。

主なテーマは前作同様、人生が100年になるとしたら、あなたはどう生きるのか、ということ。

興味深かったのは、大人の学び場が増えつつあるという紹介。
オンライン上の教育であったり、政府としてのサポートであったり…
これまでのような60歳定年を前提とした20歳前後から約40年間勤務すればよかった時代から、それこそ亡くなる直前まで収入を得るために働かなくてはならない時代へと変化した時に、5〜20歳までのたった15年間の教育だけで食いつなげるのか?という疑問は働く人々の中でも感じ取れることで、だからこそ大人の受講者が増えているのだろう。

折りしも、夫が三度目の鬱で退職、私自身も興味の範囲が変わってきたところ。
新たな学びを始めるには動機もしっかりあるし、いいタイミングである。


そして、100年の人生を生きるのに大切な、幸福を感じることはお金だけでなく、良い人間関係とそれを築くための時間の確保なのだそう。

最近読んでいるアドラー心理学の本でも同様に、他者との関係性について論じられていて、結局人は人との関係性が精神面に与える影響が大きいのだろうと感じる。

むつかしくて、悩ましいのだけどね。
人にとって重要だからこそ悩むのかもね。


夫は精神薬が増えてしまったこともあり、当面の間は就職活動をせずに資格の勉強でもするそう。

私も自身の教育への投資をしていこう。
本書の中に教育も人間関係も投資と同じで、長い時間をかけて醸成していけば良い。投資なので複利の効果もある!なんて書かれていて、ケチな私の背中を押してくれた笑。


ほんと、日々コツコツ積み立てていこう。
そんな気持ちにさせてもらったので、また今週も頑張ろう〜!





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