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歴史から学ぶ⑧~偉人伝・北里柴三郎~

半澤洋です。

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歴史とは、時代の流れを理解し、現代に活かすために古より伝わり続ける人のバトンと思っています。
歴史から学び、同じ過ちを繰り返さず、必要なことは再現していく。
先に経験してくれた方へ感謝しながら歴史から学ぶことを大事にしていきます。

今日は昨今の情勢も考えながら北里柴三郎。

日本細菌学の父と呼ばれ、ドイツに留学中に破傷風の血清療法を発見。
香港でペストが発生した際にはペスト菌の発見をした。

感染症が人類最大の敵だったこの時代、人々は目に見えぬ細菌という脅威を伝染病と呼び恐れた。

そんな時代に研究に没頭した北里柴三郎は近隣の人からやはり伝染病が移るなどの風評被害を受けながらも血清療法の有効性を証明することに成功。

その後香港でペストが大流行。
致死率9割。中世ヨーロッパで大流行し、人口の4分の1にあたる2500万人の命を奪ったまさに脅威の伝染病。

これを聞くと北里はペストが猛威を振るう香港に飛び、その研究によってペスト菌を発見する。

今ほど細菌への知識がなかった時代。偏見もあった時代。
その未知の恐怖の正体に挑み、漠然とした恐怖の原因を突き止め、その解決に向かう姿勢は現代でも必ず求められると思います。

経営をしていて、まだチャレンジしたことのない領域に足を踏み入れるとき、未知の恐怖に挑むとき、

「必ず正体はある。正体があるということは解決策がある」

北里柴三郎の生き方からそう学び、今日も実践していきます。



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