歴史から学ぶ⑥~偉人伝・葛飾北斎~
半澤洋です。
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歴史が好きで、あらゆる教科が苦手でしたが、歴史と体育の授業だけ大好きでした。
歴史を学ぶときはその行動だけではなく、時代背景なども一緒に考えると本当に勉強になります。この状況下ですごいなと。
今回は、「葛飾北斎」
言わずと知れた日本を代表する画家。浮世絵師。
富嶽三十六景の中で朝焼けに染まる富士山を描いた代表作「凱風快晴」が50万7000ドルで落札されるなど、今なお葛飾ワールドは世界でも人気を博しています。
江戸の末期に生きた彼の人生とは何かと考えれば、それは単純に、純粋に、汚れなく絵に人生をささげたということだと思います。
89歳で亡くなるまで、絵を描き続け、富も名声もすべて捨てて描き続けたとききます。
日が昇りきる前に仕事を始め、仕事しながら食事をとり、日が暮れてからも仕事をした。その場でそのまま寝て、仕事ができないほど散らかると引越し、生涯に90回以上引っ越しをしたと聞きます。
73歳のときに、「6歳になる頃から絵を描いてきたが、70歳までろくな絵は描けなかった。最近少しだけわかってきた。」
と発言するほど。
まさに人生のすべてを絵に捧げたといえる生き方です。
そんな葛飾北斎の人生を最も濃く、そして純粋に伝える言葉が、
「天我をして五年の命を保たしめば、真正の画工となるを得べし」(あと5年長く生きられたら、本物の絵描きになることができたのに)
という言葉。
6歳から89歳まで絵にすべてをかけ、富も名声も全部捨てて絵を描き続けた巨匠が行きついたのは、あと5年あればまともになれたという成長の言葉。
経営の道に入って10年ほどになります。
まだまだひよっこと自覚していますが、この北斎の生き方から学ぶことが本当に多いです。
謙虚にして奢らず。
今日もいい仕事します。