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ずんだらぼ立ち上げ④
試行錯誤して大尊敬するずんだ茶寮さんの味に近づけようと思っている中で、そもそも自分はこのずんだを通して何をしたいのか?
ということを考えていました。
ただお店を出して宮城やずんだのよさが伝わるのか?
地元に貢献できるのか?
それを見た人たちも地元に貢献しようと思えるか?
などいろいろ考えたときに、自分たちはずんだ茶寮さんほどの資本も人材もない。同じようなことをしてもダメだと気付きました。
そこで改めてコンセプトから練り直し、
今から作る店を通して、
地元宮城に貢献し、
ずんだのすばらしさを世に広め、
同じように地元に貢献したいと思っている若者に火をつける
を中心に置こうと決めました。
なので、よりずんだ感を追求し、おしゃれでかっこよく。
そしてこれから発展途上という意味を込めて、お店の名前を、
「ずんだらぼ」
とし、
コンセプトを、
「本物のずんだ お届けします」
としました。
本物のずんだなんてすごく傲慢に受け取られてしまうと思うのですが、
あくまで東京の人や東京に来た人たちに本場宮城の味を体験してもらいたいという意味でつけました。
※本場の宮城のみなさま、ご了承ください!
そして、一つ一つを手作りで、無駄なものを配合せず、素材の味だけで提供することを決め、新たに商品開発を進めた結果できたのが、
「ずんだを味わうシェイク」
でした。
飲んでいただいた方にはわかると思いますが、ほぼずんだと牛乳で作っているので、まさにずんだを味わうシェイクと自負できる商品です。
ずんだ茶寮さんのずんだシェイクも通りかかるたびに買ってしまうくらい大好きですが、うちのずんだシェイクも手前味噌ながらいい味を出していると思います。
ぜひご賞味ください。
そして、そのままずんだの良さを伝え、かつそれを今の若者にも届くようにとアレンジした商品作りが続きました。
一流のパティシエの方に監修していただき、
管理栄養士の方に栄養面等を監修していただき、
凄腕のシェフの人にも味を見ていただきました。
そしてできたのが、
ずんだを味わうシェイク
ずんだを味わうプリン
ずんだ白玉
です。
どれもずんだの味はそのままに、多くに人にいろんなシーンでずんだを楽しんでもらえる自信作です。
商品とともにお店の場所探しを進めました。
正直宮城では店舗もたくさんありますが、東京ではお店が少なく、マーケットの大きさが予測できなかったのでスモールスタートということで、東京都日本橋久松町のお店とコラボで出店!
ほかにもキッチンカーなどを駆使して、有難いことにスタート1年半で多くのお客様にご来店いただきました。
たくさんのメディアにも特集していただいて、2024年には2号店を出す準備をしています。
紆余曲折ありましたが、今後もずんだを通して地元のよさを伝え、若者が地元に貢献したくなる社会を創っていきます。
ずんだらぼ
東京都中央区日本橋久松町13-5 ACE日本橋ビル7階
間借りしているchouchou