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経営者から学ぶ~セブン&アイホールディングス名誉会長・伊藤雅俊「成功するかどうか....。」~

半澤洋です。

株式会社インターンの代表として、
人材紹介(キャリアスタンドアップ)
グルメフェス(ふるさとグルメてらす)
ずんだ専門店ずんだらぼ
の3ブランドを展開しています。


子どものころ、勉強が嫌いでした。
なんで勉強するんだろう?
これって何に繋がってるんだろう?
逃げまくって勉強をあまりせず、今となっては後悔しております。

社会人になってからも勉強への苦手意識は消えませんでしたが、自分が会社を経営する側になって、学ぶことの大事さを実感。
一変して本を読むことや先人から学ぶことが好きになりました。

自分のアウトプットもかねて、学んだことをnoteに綴ります。

今回はセブン&アイの伊藤雅俊氏。
ほとんどの人が「不可能だ」と反対する挑戦を部下がしてきた時、リーダーはどう判断すべきか。
見本を伊藤氏から学ぶことができます。

19871年、当時業界8位だったイトーヨーカ堂は、米国のチェーン企業からノウハウを導入することで成長しようと考えていた。
候補の一つが、セブンイレブンで、交渉担当者が当時38歳の若手、鈴木敏文。

鈴木はセブンイレブンの本部会社サウスランドと交渉を通して成功を確信したが、イトーヨーカ堂内には、
「余計なことをやってうまくいかなかったらどうする」
という反対意見が多く、
外部の専門家も「時期尚早」と否定的だった。

戸惑う鈴木に伊藤は、

「成功するかどうか人の意見を聞きなさい。」

とだけ言った。

反対の合唱に対して交渉を進めるには、周囲を説得するだけの材料や論理、信念が必要だ。
伊藤は鈴木にそれがあるか確かめたのである。

断行するでも逃げるでもなく、しっかりと一人一人と対話し、賛同してもらえるように。
ただ、トップダウンで物事を進めるのではなく、そうやって一人一人を説得するためには、本気の熱意が必要になる。
そして、それが情熱となり、その人間はなんとしてでもやり通すぞ!
としゃかりきになるものだ。

伊藤のこの判断と鈴木の行動力が功を奏し、
1973年にイトーヨーカ堂はサウスランドと契約を締結。
74年に一号店を豊洲に出店以降、急成長することとなる。

事業に100%の成功率はないです。
むしろ松下幸之助氏が言うように、7割が反対するくらいがちょうどいいと。
反対意見があがったときに、強硬で進めることは簡単ですが、当事者に責任感を持たせ、かつ周りも賛同していくように進めるヒントをここから得ています。

先人たちから学びながら今日も仕事します。

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