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トヨタ生産方式の原点「人間は苦しいときにこそ創意工夫に打ち込む」(トヨタ自動車社長・石田退三)
半澤洋です。
株式会社インターンの代表として、
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ずんだ専門店ずんだらぼ
の3ブランドを展開しています。
人が成長するとき。
それは順風やうまくいっている時ではなく、逆風やうまくいっていない時の方が成長することが多いと思います。
今回はトヨタ中興の祖と呼ばれるの石田退三氏から学びます。
石田退三が社長に就任するとき、トヨタは危機に瀕していた。
多額の借金。
激しい労働争議。
金融機関の支援を受ける条件は1600名の解雇だった。
しかし社長就任後、同時にチャンスもやってきた。
朝鮮特需だ。
これによって注文が殺到する。
石田はこの時大きな決断をする。
人が足りず、やめさせた人間を取り戻せとの声が多数を占めたが、一切人を増やさなかった。
特需は一時的であり、目先の好況に浮かれて人を容易に増やすと、再び同じことを繰り返すからだ。
石田は、
「知恵を出すことで増産に答えろ。」
と方針を出した。
それまで7000人で月1000台の車を作っていたが、
5000人に減ったところに特需が来て、5000人で月1500台を作ることになった。
それでも人は増えない。
そこで編み出されたのが、かんばん方式や、ジャスト・イン・タイムといったトヨタがその後に世界に誇ることになる生産方式だ。
人も金もない中から生まれた貧乏人の知恵と努力の結晶がトヨタ生産方式なのだ。
特需が終わったと、安易に人を増やした同業他社が反動に苦しむ中、トヨタは借金を一掃、トヨタ生産方式に磨きをかけることで急成長していく。
「人間は苦しい時こそ創意工夫に打ち込む」
と知った石田は、
資金繰りに苦労した過去から、銀行に頼らない経営方針を取り、やがて、
「トヨタ銀行」
と呼ばれるほどお盤石な財務体質を作り上げる。
お金がないから...
人が足りないから...
言い訳はたくさんあるが、逆に苦境こそ、知恵を絞り、創意工夫し、お金や人では解決できないものを解決していくことが可能になると学びました。
逆境に強くなるしごとをしていきます。
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