歴史から学ぶ~偉人伝・ガリレオ・ガリレイ~
半澤洋です。
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人材業をしていて思いますが、
年功序列、終身雇用の働きからはすでに過去のものとなり、
日本は急激に働き方そのものの変化を求められています。
歴史を勉強しながら思うのですが、
前の時代ではよしとされていたものがよしとされなくなったり。
常識は常に新しい常識に塗り替えられてきました。
つまり今自分たちが持ってる常識という正しさもこの時代に生きるからそう思うのであり、100年後の歴史から見ればなぜあのときあんなことしてたのか?
と思うようなこともたくさんあると思います。
常に常識を疑い、本当はどうあるべきか?
を常日頃から意識していきたいものです。
そんな考え方の影響をもらったのが、ガリレオ・ガリレイ。
天動説が世の中の常識であった時代、天体観測を続け、彼は星の動きから地球の方が動いていることを発見。
しかしこれは、「太陽は天の果てを出で立ちて天の果てを目指していく」と書いてある聖書と異なる。
つまり当時絶大な権力を持つローマカトリック教会の教えに反する発見だった。
当時、地動説を指示した人は異端者として火刑に処された。
しかし、ガリレイは信念のもと、
「真実は公表しなければならない」
と、『太陽黒点論』を発表。
たちまち人々の間に地動説が広まる。
やはりガリレイは宗教裁判にかけられたが、
「それでも地球は回っている」
と信念を貫き通した。
結果、ガリレイは職を失い、軟禁状態に。
生活は困窮し、リウマチに冒され、視力も落ち、失明する。
それでもガリレイは諦めなかった。
弟子に口頭筆記してもらい、出版を続けた。
その後、77歳で亡くなるまで彼は信念を曲げず、主張を続けた。
ガリレイが行った観察と実験による仮説検証の手法は近代科学の重い扉を開いた。
彼の死後、350年経ち...
1992年、
ローマ教会ヨハネ=パウロ2世はガリレイの裁判の誤りを公式に認め、謝罪する。
死後350年..
世界が正しさを認め、謝罪に至るまで。
時代は常識に縛られ、時として大事なものを見失うことがあります。
それでも、信念を持って正しいものを正しいと言える社会を実現しようと思います。
「それでも地球は回っている。」
そう信じて。
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