トリマーとしてのスタート
こんにちは。
コンダクターのふじはらまやです。
いつもお読みいただきありがとうございます。
今日はトリマーになった時の話をしたいと思います。
私がトリマーとして技術を磨こうと思ったキッカケは
一匹の犬との出会いでした。
生後6ヶ月のイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルで
初めて飼う犬種でした。
スポーティングドッグなのでアクティブに一緒に動けるのが楽しかった。
その犬がドッグショーにチャレンジすることになって
トリミングを勉強することにしたのです。
ドッグショーとは犬の姿形を審査する「品評会」で
それぞれの犬種の理想にもっとも近い犬を評価されます。
ファッションモデルが洋服やアクセサリーを披露する
ファッションショーの犬版みたいな感じで
ランウェイを歩くモデルのために
裏ではヘアーメイクをする
そのようにショーリング内を
その犬のいいところを際立たせて見せてくれるのがハンドラーで
私は裏方のトリミングを勉強しようと思ったのです。
長毛種はトリミングで欠点をカバーできるので
その犬種の標準を理解することが不可欠です。
ハンドラーにその犬の長所と欠点を教わり
目の錯覚を利用したカットをしたり
ブローでいかにまっすぐ毛を伸ばすかなど
一頭一頭個体差があるものを
いかに標準🟰スタンダードに近づけるか
その面白さに気づかせてくれたことが
トリマーとしてのスタートでした。
トリマーは通常、専門学校でトリミングを学び
ペットカットと言われる
可愛いカット方法を学びます。
しかし、私は専門学校へ行っていないので
独学➕自分の家にいる犬たちをモデル犬として練習してました。
その間も東京へ勉強に行ったり
ハンドラーから学んだりした結果
他のトリマーとの差別化になり
市外や、東京からもトリミングに来られる方もいらっしゃいました。
トリミングへのモチベーションは
その犬をただ、カッコよくしたい!
ただそれだけで
職人のような感覚で仕事をしていました。
しかし、そういう仕事の向き合い方を変えないといけないと
教えてくださったのは
お店のお客様であった経営者の方たちでした。
(つづく)
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