見出し画像

ばいやんIIの頼れるキャプテン、フェルトハーン「絶対に昇格する。それが唯一の目標だ」

—— 以下、翻訳 (インタビュー記事全文)

FCバイエルン・ミュンヘンのアマチュアチームにとって激動の2020/21シーズンが終わり、経験豊富なキャプテンのニコ・フェルトハーンが何より強く望むのは、無観客試合でのレギオナルリーガ(4部相当)降格でお別れしたくはない、ということだ。fcbayern.comのインタビューでは、契約を1年延長した守備のスペシャリストが、チームでの役割や新シーズンの目標について語ってくれた。

ニコ・フェルトハーンへのインタビュー

セルヴス、ニコ。あなたは、FCバイエルンでの在籍期間中、3部リーグ優勝から降格まで、これまで多くのことを経験されました。バイエルンとの特別な関係について教えてください。

フェルトハーン:それは、僕のユース時代、非常に幼い頃に遡る。僕はこの村(ミュンヘン市のこと)で育ったが、人々はバイエルンか1860のどちらかのファンだった。バイエルンのファンとしては、常にもう一方のファンと戦うことになったが、幸運にもFCバイエルンは、常にレーヴェン(1860ミュンヘンの愛称)よりまさっていたので、その戦いではたいてい僕が勝っていた。ユース時代にバイエルンでプレーすることは叶わなかったが、その後、大きなチャンスが訪れたんだ。バイエルンでプレーするチャンスを得られたことは、宝くじに当たったようなものだ。電話を受けたときは、信じられない思いだったよ。今こうして、7シーズン目に突入するが、とにかく素晴らしいね。凄くハッピーだし、バイエルンのロゴ入りのユニフォームに袖を通すのは、いつもワクワクするんだ。

チームにおける、ご自身の役割はどのように表現できますか?

年々、当然ながらほかの選手たちとの年齢差は大きくなっている。大切なのは、監督が求めるものを体現することだ。チームのリーダーとなる、僕ら3人の年長選手たちは、長年こうしたレベルでプレーしてきており、それが僕ら自身の強みだと思っている。僕たちは何が重要なのかを正確に知っているため、あらゆるトレーニングにおいてそれを自ら示すことができるんだ。それに加えて、もちろん普段のトレーニングからベストを尽くし続けなければならない。そうしなければ、前に進み続けるために必要なクオリティを失ってしまうからね。僕たちの仕事は、特にユースから昇格してきた選手たちにサッカーの世界とは何かを示し、彼らが毎試合直面するであろう課題に手本を示すことだ。

画像1

今シーズンは、3部リーグではなくレギオナルリーガとなっています。それは、あなたたち選手にとってどのような意味を持つのでしょうか?

まったく別の仕事だね。僕たちは上位争いに食い込みたいし、すべての試合に勝ちたいと思っている。今シーズンは再び、ほとんどの試合で相手より格上のチームとして戦うことになるだろう。多くの対戦相手にとっては、その年に一度のゲームだ。地元ファンは、強豪FCバイエルンが来ることを楽しみにしており、そのタレントたちを厳しい目で見るだろう。試合会場はたいていすごく混んでおり、ブラートヴルスト(焼きソーセージ)の匂いがする。全体的に見て、まったく異なる挑戦になるはずだ。もちろん、毎試合で優れたパフォーマンスを発揮しなければならない。自陣深い位置から相手の出方を窺うなんてことはないだろう。どんどん前線に出ていかなければならないんだ。だからこそ、特に若い選手たちにとっては凄く面白いと思うよ。

新シーズンの目標は何ですか?

僕らは常に勝つためにピッチに立っている。とはいえ、特に若い選手が多いため、絶対に昇格しなければならない。そんなことを言うのはおこがましいかもしれないが、それこそが、たった一つの目標だ。。若い選手にも成長のチャンスがあるはずさ。もちろん、全力を出し切り、そして勝つためにピッチに立つ、という前提は常に持っている。そのうえで、少しでも長く上位争いを繰り広げたいたいと思っているよ。

▼元記事
https://fcbayern.com/de/news/2021/07/amateure-kapitaen-nico-feldhahn-interview


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?