【影を生まない光】2024/06/07
文芸誌とは小説や評論、詩歌などが掲載されている雑誌のことですが、出版社発行のものからアマチュア、学生が主体になったものまで様々あります。アメリカ文学研究者で翻訳家の柴田元幸さんが編集長を務める『MONKEY』も文芸誌です。
vol.11の特集は『ともだちがいない!』に掲載されているアンデルセンの『影』。アンデルセンといえば『人魚姫』や『みにくいアヒルの子』などで知られる童話作家ですが、この『影』は大人向けの寓話です。短い物語ですが、ひっくり返したり、斜めから見たり、色々考えてしまう作品です。同誌上で村上春樹が『影』を下記の言葉で表しています。
『影を生まない光は、本物の光ではありません。』
comxcom古の非売品試し読みコーナーにも出版社以外が発行している文芸誌も少し置いています。新たな作品、作者との出会いのきっかけとなる文芸誌。ご興味のある方はぜひ手にとってご覧ください。
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