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隠れた才能はみんな持っている。引き出せるのか、気づかないままか。

Co-musubiには才能溢れ個性がキラリと光る面白いこどもたちがたくさんいます。

「才能」と聞くと、一部の子どもたちだけが持って生まれた特別なものなのだと捉えてしまいがちですが、本当にそうでしょうか?

Co-musubiは、全ての子どもたちが何かしらの「隠れた才能=潜在能力」を持って生まれてきた、と考えています。
そして、その潜在能力を引き出し伸ばしていくことで、その子の自立と幸せにつなげていきたいと考えています。

一方で、その潜在能力を見つけ出すのがなかなか難しい、ということも事実。

Co-musubiではその「才能」はその子の「好きなこと」「興味関心の高いこと」に隠れている。と考えています。

子どもたちは、生まれた時から自らの才能の隠し場所を無意識に知っていて、自然とその才能を開花させようと行動しているのではないか?
そう見方を変えてみると、子どもをよく観察し、その隠されている才能を発見し、環境を整えたい気持ちが湧いてきませんか?

そしてその「好きなこと」「興味関心の高いこと」に「没頭」することで、その才能を人生で活かしていくために必要な「やりぬく力」「想像力と創造力」「集中力」「面白がる感度」などたくさんの強みを身につけます。

Co-musubiに所属する子どもの中で、小さな頃からパズルやブロック遊びが好きで没頭してきた子は、空間把握能力を絵などの作品作り、プレゼンテーション資料作成、算数の分野などで活かしています。

読書が大好きな子は、その言語能力を活かし、子どもミーティングでイキイキと自分の言葉で自分の考えを伝えたり、自分の感じたことを詩や物語で表現します。

人との結びつきを大切にする子は、友人を信頼する心が強く、お互いの興味関心、知識を交換し合う対話により相乗効果でどんどん伸びていきます。

とにかく虫が好き!な子は、細部まで丁寧に見たり、多様な角度や本質から物事を捉える観察眼を活かし、枠にとらわれない斬新なアイディアで仮説を立てたり、深い思考で生き方や自分自身とリンクさせた素晴らしい作文を書き上げています。

自分の好きを尊重され、それを十分に試行錯誤する余白の時間や機会の中で、子どもの主体性は育まれます。

そして成長に伴い、子ども自身が将来の目標と出会った時、目の前にそびえ立つ現実の課題に勇気を持って取り組む一歩を踏み出し、乗り越えていく力になっていくのだと考えています。

またこの様に夢中になる時間を過ごし、好きなことを活かし育った子どもたちは、きっと代替できない唯一無二の「自分」として、他人軸ではなく自分のものさしで人生をはかり、幸せに「自分の人生」を歩んでいくに違いない。

未来を生きる彼らは、過去を生きる大人たちとは別の枠を持っています。
こどもを信頼し支援しながら待つ。大人の思惑による期待はしない。
結果よりもプロセスにおける成長を重視する。結果は後で振り返った時に、必ずついてくる。
我々大人は、彼らの持って生まれた素敵な潜在能力を発見し伸ばす為に、仲間の力を借りながら進んで行く。

だからこそ信頼でき教育観の近い他者の視点と言葉がとても大切です。

Co-musubiが習い事ではなく、コミュニティの形を取り続けている理由の一つです。

コミュニティであることにより、メンバーの多様性を活かし、子どもたちの良さをそれぞれの視点で発見し、個性豊かな異年齢の子どもたち同士で影響を受け合うことができます。
個性や特性を尊重され、学校では見落とされがちな尖った才能にも着目され、自己を肯定し自分を知り自分軸でポジティンブに生きていくことに繋がります。
また、個人を尊重するあまり、自由と自分勝手を取り違えてしまうことのないよう、他者への配慮や思いやりを持った行動を促していきます。

ものさしは一つではなく、たくさんあっていい。
それによって、人と比べず自分を成長させていかれるのだと思います。
結果、多様な人達の中で上手に協働し生きていくことができるようになります。

こどもたち一人ひとりからはじまる教育を日本のスタンダードにしていきたい。
それがわたし達大人がこども達に渡せる未来へのGiftなのだと思います。


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