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「偉人なりきり会議」 こどもMTGレポート(高学年)②

今月のこどもMTG「偉人なりきり会議」高学年チーム(新小5& 新小6)の様子をご紹介します。
こども達が偉人になりきり会議をし、国も時空も超えたスペシャルな話し合いが実現してしまうなんとも夢のような「偉人なりきり会議」。
概要はこちらをご覧ください。

こどもミーティングの会議本番に向け、各ご家庭のサポートのもと、各自で偉人になりきるための事前学習に取り組みました。

自分の選んだ偉人について、複数の書籍や映画などからまずは「知る」ことからスタート。そして家族で話し合い、考えを深め、自分の言葉で要点をまとめ自分の中に偉人を取り込みます。
希望者には個別に対応し、それぞれのこども達が主体的に取り組めるよう配慮しました。
以下は、事前学習の個別相談を受けた入会して間もない新小学5年生男子くんの保護者の方からの感想です。

個別対応を受けた時点で、偉人を誰にするかは決めていましたが、歴史マンガからの知識を得たという程度だったので、そこからどう進めたらいいか、親子で見えていなかったためお願いしました。

なぜその偉人に決めたのかについて、いくつか要点を出す。
どこに興味関心を抱いたのかなど、質問を受け答えながら本人の考えがまとまっていく。
時に説明に幼い部分があり、少し難しい言葉に変換しながら本人の意見、考えを引き出しガイドしてもらう。

息子が、偉人の行動で良かったと思った点に関して、偉人はどうしてそこまで出来たんだろう?幼少期のエピソードから遡りながら考えていく。
時代背景や周りの人間関係なども考えてみよう。
偉人に対しての沢山の記事や考えを見て多角的に調べてみよう。
そして偉人を自分なりに吸収して、なりきってみよう。
自分の考えを持つことが大事。
書いてあること、見たものだけの知識を鵜呑みにするのではなく、その知識から自分は何を感じたか、何を得たかなど、対話をしながら誰か(家族)と話し伝えることでまとまりが深まる。
対話の中で更に思考も広がるのだと感じました。
他にも沢山、息子の今に大切な未来を生きてく上での情報の受け取り方のアドバイスも頂きました。
会議数日前から偉人になり切って生活してもいいくらい、と楽しみなアドバイスも頂き、息子も母である私自身も偉人会議が楽しみになりました。

新小学5年生の女子の保護者の方からの個別の事前学習相談を受けた感想もご紹介します。

「来週の子どもミーティングは偉人会議で、偉人になりきって参加するんだって~。誰になる~?」と声をかけ、家にある歴史漫画を眺めはじめたところでした。親であるわたし自身がどのように向き合ったらいいのかに想像がおよばず、個別対応をお願いしました。
だれに興味がある?何をした人?どんなところが面白いと思うの?どうしてそう思ったの?
わからない言葉は辞書で調べるよう促したり、ゆっくりな娘にペースをあわせて、決して焦らせることなく、娘の言葉をしっかり受け止めて、さらに興味が深まるように質問をしたりヒントをくださいました。その様子を一緒に見ていて、「準備が8割、会議が2割★」ということの大事さをわたしがやっと理解しました。。。お話をしたことで、偉人が決まりました。わたしも一緒に偉人のこと調べてみたりしようと思います。横で聞いているだけでもわたしも興味を持ちました。娘も「学校でも偉人になりきってみようかな~!」と、とてもわくわくした様子で話していました。親子で楽しむのがコツかもですね。(最近そういう感覚から遠のいてたので、なんかハッとしました…)

なぜメンバーの保護者のみなさんが、このように個別対応について具体的に感想を書き共有してくださるのかと言うと、Co-musubiがコミュニティだからに尽きるのです。

主宰の井上が個別対応できる人数には限りがあるため、個別対応を受けたご家庭がその内容をこのようにコミュニティ内で共有してくれる事により、他のご家庭も事前学習のやり方の方向性が見え、他の家庭での事前準備が進みます。
コミュニティだからこそできる、人物、モノ、できごとが有機的に結びつき、循環しながら広く共存共栄していく仕組み、エコシステムが活きています。

事前準備のご紹介で長くなってしまいましたので、次回③にて、こどもMTG本番「偉人なりきり会議」について書こうと思います!



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