学びの選択肢を増やすプロジェクト挑戦記 Day 17 | ストレッチゾーンの話
こんにちは。
インターンの黒澤です。
今日は他のインターンと個人としての活動とで、夜まで盛りだくさんの1日でした。書き終わる頃にはとっくに日付を回っていると思いますが、感覚として今日は書くべき日だなあとわかるので、書いていきます。
ストレッチゾーン
今日はストレッチゾーンについて書いてみます。
まず、そもそもストレッチゾーンって何?というところから。
Google検索で見つかったこの図がとてもわかりやすいです。
*引用元
もはや説明の必要がないくらい、わかりやすいのではないでしょうか。
この各ゾーンというのは、人が何かをするとき、自分の現状の能力と照らし合わせてその行動がどれくらいチャレンジングなものであるか?という観点から見たものです。
僕は数字で表すこともよくあります。
自分の能力を100として、
コンフォートゾーンは100以下。
ストレッチゾーンは101~120くらい。
デンジャラスゾーンは121以上。
みたいな感じです。
成長することが人生の目的か?と問われると、僕に答えはわかりません。
しかし、僕の場合はコンフォートゾーンにずっといると飽きてきたり物足りなくなることがわかっているので、普段からストレッチゾーンを意識しているように思います。
Co-musubiの子どもたち
先月Co-musubiの活動にお邪魔した際のことです。小学生たちが約30分の自習時間に入る前、代表の井上が彼ら、彼女らに向けてこう言っていました。
「30分でどこまでやるか、目標を立てるんだよ。ちょっと背伸びして届くくらいの目標を意識してね。」
自分がちょっと背伸びしたら届きそうな高さの目標設定をする。
これにより、コンフォートゾーンにとどまることなくストレッチしていくクセを自然と身につけていくのだなあと思いました。
SBDに参加した父親の感想
井上が開発した読書会、セレンディピティ・ブックス・ダイアローグ(SBD)に先日参加した僕の父親がこんな感想を伝えてくれました。
「ちょっとした居心地の悪さを感じ続けた時間だった。それはあの場が自分にとってコンフォートゾーンの外側だったからだと終盤に気づいた。この機会が無かったら、今の環境にどっぷり浸かって無自覚に居心地よく過ごしているままだったと思う。紹介してくれて本当に感謝です。」
息子から、しかも休日に、コンフォートゾーンから引き出されてある種の違和感を覚えながらも、そのことに感謝している父親もまたかなりの物好きなのかもしれません。(笑)
しかし、このあとに続く感想を聞いて、その理由がなんとなく線でつながってわかったようにも思いました。
「場の雰囲気は心地よかった。心理的安全性は他の場と比べてもむしろ高くて、それに助けられて最後まで走り切った感がある。」
なるほど。
ストレッチゾーンを乗り切るうえでひとつカギとなるのは、一緒に励まし合いながら歩める仲間や、温かく応援してくれたり、見守ってくれている人たちの存在を感じられることなのかもしれません。
自分の場合
僕には、ストレッチし続けることがすべての人にとって正しいかどうかまでは、わかりません。
ただ、経験値として、僕という生き物はコンフォートにしばらくいると、飽きてきたり物足りなくなってくるということは理解できています。
こと僕の場合、基本的にはストレッチを意識して生きていた方が、日々の瞬間瞬間はたぶん輝いているだろうし、自分としても充実感を味わいやすいのです。
このnoteを書き続けることなんかも、まさにそのど真ん中。
もっと言えば、法人でいろいろやらせてもらうのは、ほとんどがストレッチかもしれません。
一方で、人間常にストレッチし続けていられるかというと、おそらくそれは無理が出てきます。
ここ数日間僕が「立ち止まるタイミング」、と書いていたのはそのことです。ずっと背伸びしていたらさすがにふくらはぎが痙攣を起こしてきちゃった、そんな感じ。
でも昨日と今日とちゃんとアイシングしたら、かなり回復した実感もあります。これはきっと、痙攣し始めてすぐに背伸びをやめることができたから。
このあたりのバランス感覚は、失敗をしながらもゆっくりと掴んでいくものなのだろうと思います。
それでは、今日はここで終わりたいと思います。
読んでくださったみなさん、いつも本当にありがとうございます。
またお会いできることを楽しみにしています。
黒澤季理
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