井上さんと一緒に、「もったいない子育て」をやめる旅に出た#10
社会的な評価に縛られることのもったいなさ
(10) ひとり一人の子育てがもたらす尊い力
前回(#9)、自分が思い込みに囚われて不安になっていたことに気づいた、という話をしました。突き詰めれば学校や学年も、もともとは人間が便宜的に作り出した手段だったはずです。でも、いつの間にか自分の中で目的のようになってしまっていました。そして、それに縛られて焦っていました。
親は、しばしばそんな状況に陥りがちです。例えば、テストの点数や偏差値、「〇〇大学合格」といった指標も、親の心を