#6 キエーロはオープンイノベーションで進化する!
前回の投稿で書きましたが、土のコンポスト「キエーロ」の面白さは、かなりの部分「何でもあり」なこと。
全国のキエーロユーザーたちが、いろいろ自分流のやり方を試しながら、その情報を交換することで、キエーロは進化を続け、様々なバリエーションも生まれています。
もともと、考案者の松本さんは、安くて入手しやすいスタンダードな土と言うことで「黒土」を使うことを勧めていらしたのですが、数年前から「竹チップ」にトライするユーザーが出始め、これもなかなか使い勝手が良いことがわかってきました。(通気性が良く、中まで酸素が良く届くのが良いようです。)
私もやってみましたが、土よりかなり軽いので、さくさくとかき混ぜやすいのが良いです。生ごみを入れ続けるとだんだん全体が茶色っぽくなってきて土のようになってきましたが、そのまま使い続けられます。
竹チップを長く使っている方によれば、黒土の場合(区画をわけて順番に穴をほって生ごみを埋めていく)と違い、生ごみをいれたら全体的にかき混ぜると良いそうです。
また、キエーロ本体の素材も、衣装ケースをお使いの方や大きめのプランターを使う方、丸太、流木など、いろいろユニークなものが登場しています。
最近は、たんぼで使う「あぜ板」を使って作った方もいらっしゃいました。
ブラックな外観がかっこいい! 費用もかなり安くて済むそうです。
ただ、自分で作る際に、以下のことにはどうかご注意を!
★衣装ケース・・・底面に水抜きの穴をあけましょう。(水がたまると腐敗して臭いが出ます。)
★プランター・・・小さいものを使うと、生ごみの量に比べて土が少なくなり、分解されにくくなりますので、できるだけ大きめのものを使ったほうが良いです。
今日も、たぶんどこかで新しいキエーロが誕生しているのかも?
新たな進化が楽しみです!
さて、アレンジ素材として、よく使われているのが、「りんご箱」です。
私も、りんご箱で自作するところから、キエーロを始めました。
次回、りんご箱キエーロについてお伝えします。
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