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タリーズのECサイトに不正アクセス、個人情報漏えいのおそれ

▼News

タリーズのECサイトに不正アクセス、個人情報漏えいのおそれ

2024年10月3日、タリーズコーヒージャパンは、通販サイト「タリーズオンラインストア」への不正アクセスにより、個人情報が漏えいした可能性があると発表した。

漏えいした可能性がある情報にはサイトで会員登録をした顧客の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの9万人以上の個人情報が含まれる。
また、サイトでクレジットカード決済をした5万人以上のカード番号、名義人、セキュリティコードなどの情報についても、漏えいした可能性があるという。
同社によると、情報漏えいの原因はシステムの一部の脆弱性をついた不正アクセスにより、ペイメントアプリケーションの改ざんが行われたためとのことであり、同社はシステムのセキュリティ対策および監視体制の強化を行い、再発防止を図っていくとしている。

▼Keyword

不正アクセス

本来はアクセス権限を持たない者がサーバや情報システムの内部へ侵入する行為のこと。

不正アクセスの結果、サーバや情報システムが停止したり、個人情報などの情報漏えいにつながるなど、企業の信用やブランドイメージが損なわれる危険がある。
不正アクセス行為の禁止等に関する法律では、ネットワークを利用した、①他人のID・パスワード等を不正に利用するなりすまし行為や、②プログラムの不備などのセキュリティ・ホールを攻撃して侵入する行為などが禁止されている。
インターネットは世界中とつながっており、不正アクセスはいつでも、どこからでも行われる可能性があるため、日頃から注意が必要である。

※コンテンツは弁護士が監修しています

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