完璧主義なんて存在しないからヤメられる

「完璧主義はやめよう」
よく聞くフレーズだ。
特にビジネス界隈では、まずはアウトプット、その後修正、と言われる。
全くその通り。
外に出さなければあらゆるものは(他人にとって)意味がない。
しかし自分にとっては非常に意味があることだ。
だって完璧じゃない自分を外に曝け出すことだから。
つまり弱点だ。
そりゃ曝け出すのは怖いに決まっている。完璧にしたくもなる。
完璧主義とは性格ではなく、恐怖なのだ。
逃げたい気持ちはわかる。逃げられればどんなに楽か。
でも成長は恐怖を乗り越えた先にある。
過ぎてしまえば案外怖くなかった、ということもある。

さらに同時に、完璧でありたいと思う対象は自分が最も重要にしている価値観だ。
これは他人にも強要しがちである。
なぜなら自分の中の真理なのだから。かくあるべし。
でも他人はそう思っていないかもしれない。
そこで摩擦が生じる。
だから極端な完璧主義の人はとっつきにくかったりする。

いずれにせよあまりいい方向には転ばなさそうだ。
さぁ今日も恐怖を乗り越えよう。

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