自然派 防災備蓄:ドクダミ草は庭に生えてたらラッキーな野草
自然派 防災備蓄って?
防災備蓄収納アドバイザーのやまぐちが考える自然派 防災備蓄は、自然から取れるものを使い災害時の備蓄にも適したアイテムのことです。長持ちする、手に入りやすい、いろんな使い方ができるもの等がポイントです。自然派 防災備蓄の良いところは、体に優しくて安心して使え環境にも優しいことです。これいいな♪と感じたものをちょこっとご紹介したいと思います。
自然派 防災備蓄になるドクダミ草の効能から収穫、使用方法や保存までをご紹介
今が、収穫期のドクダミ草は自然派防災備蓄に◎
どくだみは、昔から日本で親しまれている薬草で、健康にいい効果がたくさんあります。その中でも特に注目したい効能をピックアップしました。
ドクダミ草で虫よけなどもつくれるので、夏場の防災備蓄にも活用頂けます。
ドクダミ草の収穫と干し方について
ドクダミの収穫時期と収穫のサイン
ドクダミの収穫にベストな時期は、5月から6月です。開花直後が一番良いと言われてますが、この時期に収穫すると、葉や茎に栄養がたっぷり含まれていると言われてます。我が家でも、花が咲いたら、朝に収穫!と決めているので蕾がついたら毎日開花チェックしてます。
今年は、開花時期毎日朝から外出仕事が続いたので開花しはじめて2~3日
収穫のタイミングを図っていましたが・・・もう、この日に収穫しないと花が枯れ始めるやも💦と意を決して、収穫しました。
例年なら、ゆっくり時間をとってする収穫作業も、今年は余裕な時間が創れなかったので収穫方法も考え直し、かなりスピーディーに収穫できるようにしました。
ドクダミ草の家での干し方について
例年我が家では、ハサミで根っこに近い部分をカットした
ドクダミ草を、シンクでバシャバシャ洗い新聞紙の上に
広げてから、10本~15本程度の束にして輪ゴムでまとめ
それらを洗濯用ピンチで挟み間隔を開けて吊るし干す。
という方法をしておりました。
↑ 2023年の収穫をショート動画にしてみました。
今年は、収穫時期が仕事で多忙だった為、
家に居る時間が短い時の時短収穫方法に
切り替えた2024年の収穫方法はコチラ↓
この日は時間がなんせなかったので💦
水気を切るまでは、浴室内で。
帰宅してから、2Fの部屋干しに移動させています。
窓を開け、風通しをよくしつつも日陰での干し作業。
我が家ではカビは生えたことありませんが、室内干し
の場合はその点も気を付けておかれた方がよいですね。
ドクダミ草の楽しみ方
①ドクダミ茶のつくり方:飲用の感想
1.収穫したドクダミの葉と茎を洗って風通しの良い日陰で乾燥させます。2.充分に乾燥させたもの(2週間ほど)を適度な大きさにカットして保存します。
3.乾燥させたドクダミをティーポットに入れて、お湯を注いで5分ほど、煮出してから飲みます。
わたしは、爽やかに飲みたい時は煎じて頂きますが
しっかりとお茶を感じたい時は、煮だします。
味わいが変わるので、その時々の好みかなぁ。
一度ためしてみてくださいね。
②ドクダミチンキのつくり方:使用後の感想
チンキは、ハーブや植物の成分をアルコールに浸け込んで抽出した液体のことです。アルコール(アルコール度数が高いと成分抽出力が高いそうです)は成分を効率よく引き出し、保存期間も長くなるため、薬草の効能を活かしたいときに便利な方法で自然療法や民間療法でよく使われる方法です。
つくり方
新鮮などくだみの葉と茎や花を洗って水気を拭き取り細かく刻みます。
チンキの場合は、葉と花に分けて漬けます。
花は殺菌効果が高く美容効果が高いんだそうです。
が使用が過ぎると光線過敏症などを引き起こす症例もあるそうですので
注意が必要ですね。何事もほどほどに。刻んだどくだみをガラス瓶に詰めて、アルコールを適量注ぎます。
(わたしの場合、瓶のサイズに合わせているだけです)2週間ほど日陰で寝かせた後、濾して保存します。
チンキは肌に塗ります。敏感肌の人は精製水で薄めたりグリセリンを適量足して使います。
チンキは入浴剤代わりに使用したり、水やお茶で割って飲用することもでできるそうです。アルコール(ウォッカとかリカー、焼酎が入っている)が効いてそうですね。わたしはチンキの入浴剤も飲用もしてないので正直お味は不明です。何事もほどほどに。過剰摂取で体調不良になっては意味ありませんから。様子見ながら少しずつ、自己責任でご利用下さい。
チンキを日本酒でつくる時は気を付けて。
アルコール度数20度以上のものなら大丈夫なんだそうですが、それ以下のものでつくると酒税法を犯すようで罰金処罰されるそうです💦度数の高い
ウォッカとかリカーの方が安心ですね。
チンキもあの、生葉の独特な香りからは想像できないくらい臭いは気になりません。色は赤茶っぽくなりエキス出てる🥰って感じです。我が家では
数年放置していたドクダミチンキ瓶もありましたが、問題なく使用できてます。わたしは比較的肌強い方なので、チンキ原液を直塗りすることもありますが敏感で繊細な肌のパパさんや娘にはまだ使用させてません。気になる方は、精製水で薄めて少しずつ使用するといいと思います。
③ドクダミペーストのつくり方と使用後の感想
生のドクダミの葉使用
水適量
ドクダミチンキの葉使用
塩少々
生葉とチンキ葉と2種類の葉でペーストする仕方は
少し変わります。ですが、生葉にしても、チンキ漬け込んだ葉
にしてもようはペースト状にすればいいみたいなので煮たり
すり鉢ですりこんでいみたり。
そして、ペースト状になったものをガーゼに塗り肌に
湿布したり、直塗りするそうです。虫刺され後にも効く
そうなので(抗酸化作用があるので炎症を抑える効果)
これ今度やってみようと思います。
因みに、チンキの葉をすりつぶしたものを
肌に顔に直塗りしてシミ用パックにしてみましたが
全く問題なくできました。ちょっとチンキ液
が垂れるというハプニングがありましたがこれも
しっかりと液を切っておけばよいだけで改善できます。
このドクダミ草パックや化粧水では
シミが薄くなったというお話もあったので
がんばって続けてみようと思ってます。
しつこいようですが、過剰摂取は副作用もあるやもなので
気を付けて参ります
(また、Before→Afterレポします。)
以下はつくってみたことはないけれど
つくってみたいと思った虫よけのつくり方について
④ドクダミチンキの虫よけのつくり方
材料
ドクダミチンキ:30ml
精製水:60ml
エッセンシャルオイル(ラベンダー、レモングラス、ティーツリーなど):10滴
スプレーボトル
手順
スプレーボトルを準備:スプレーボトルは清潔なものを使用します。アルコールで消毒すると良いでしょう。
材料を混ぜる:
スプレーボトルにドクダミチンキを30ml入れます。
次に、精製水を60ml追加します。
最後に、エッセンシャルオイルを10滴入れます。エッセンシャルオイルは、虫よけ効果のあるラベンダー、レモングラス、ティーツリーなどが適しています。
よく混ぜる:スプレーボトルの蓋を閉め、よく振って混ぜ合わせます。
使用方法
使う前に毎回よく振ります。
露出している肌にスプレーし、軽く擦り込むようにします。
衣服や帽子などにもスプレーしておくと、さらに効果的です。
注意点
目や口に入らないように注意してください。
肌に異常が出た場合は、すぐに使用を中止し、水で洗い流してください。
子供やペットの手の届かない場所に保管してください。
(ねこのいる家庭で使用できるのはラベンダー(少々)くらい)
やまぐちは、ガーデナーでもあるので夏の虫よけ
助かります。ですので、こちらも後日試してみたいと
思っています。
大量収穫時のドクダミ草の保存管理
年々収穫量が増える我が家のドクダミ草
ですが、保存方法はいたってシンプル。
空き瓶や保存容器を使って保存したり
それもなければ、ファスナー付きビニール袋
に入れて引き出しの中や、日陰になるパントリーの
棚に保存してます。
量が多いので、直ぐ使う分は小瓶にいれたりして
取り出しやすい場所(茶葉や珈琲コーナーに)
ストック分は、引き出しの奥の方に収納しておく。
そんな2段構えで収納し、自家製ドクダミ茶の
ある暮らしを楽しんでおります。
まとめ
自然派 防災備蓄には、ドクダミ草みたいな便利な野草を含めるのがおすすめです。長期保存ができて、健康にもよくて、外傷対策で、湿布にしたり虫刺され時の炎症にも活用できるドクダミ草は、非常時の備えとしてとても優秀です。 残念ながら、ドクダミ草はその独特な香りやその繁殖力の強さから苦手な方が多く雑草扱いされていることが多いですが💦 繁殖力が強いということは裏を返せば、生命力溢れる力を秘めた野草なんですよ。身体に合う方は是非とも普段の生活から取り入れるフェーズフリーな防災備蓄食としてあなたの暮らしに+してみてください。