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これからの時代は「人と向き合う力」が必要かもしれない

こんにちは。長田(@SsfRn)です。

先日、Wasei Salon主催イベント『「未来のチーム」の作り方を語ろう』を開催しました。

Wasei Salonメンバーでもある、サイボウズ式編集長の藤村さん(@saicolobe)が、『「未来のチーム」の作り方』を6/28に販売する記念イベントです。(Amazonで予約販売中です)

僕も、この本のゲラを読ませていただいたのですが、初めてチームの本で共感を覚えました。

これまであったチームの本って、何かと数字を語りまくるし、人として超越しないといけない感あるし、「こんなん絶対無理やん!」みたいな感想を持っていたんですよね。笑

この本を読んでいて、なぜ共感できたのか?それは、根本の考え方が、僕が日々実践しているコミュニティマネジメントの考え方とそっくりだったんです。人を思いやる、強い温もりを感じました。

これが未来のチームの作り方とするならば、きっと今後必要なのは、「人と向き合う力」なのではないかと思うんです。


チームの幸福度を考える

昨日のイベント中、藤村さんが話していた内容で印象的だったフレーズがあります。

「結局、リーダーがやることって、メンバーが幸せになれるかどうかを考えること。仕組みを追求し切ったあとは、幸福度を追求していくんです。」

仕組みや数字を追っていくことは、チームのリーダーとして必要なこと。でも、それで終わってしまうチームってとても無機質に感じてしまいます。

実際、僕も企業やチームに対して感じる印象は、無機質なものが強かった。何をするにしても、利益!KPI!とても息苦しかった印象があります。時には、この取り組みは本当にミッションに繋がっているのか?と疑問視することも。

それは、自分という人を見てもらえていない感覚を受けていたからかもしれません。あくまで歯車の一部であり、替えは効くポジションなんだと。

そんな僕の先入観とは裏腹に、メンバーの幸福度の重要性を説く藤村さん。

「マネジメントというのは、メンバーのことを考え、1人の人と向き合うということなんです。」

そのセリフを聞いた時、共感するとともに、これからの必須なスキルのように感じました。


「人と向き合う」というスキル

人と向き合うことって、日頃から誰もがやっていることのように感じます。

「向き合うこと」と「コミュニケーションを取ること」、これらが混同してしまうからそう感じてしまいがち。

表面上のコミュニケーションではなく、相手と対話し、時にはぶつかりながらも目の前の1人の人を深く見ていく。それが向き合うということだと思っています。

これには、ただ「話せる」だけではなかなか実現しないことだと思っていて、向き合うためには様々なスキルが必要になると思うんです。

・忍耐力
・対話力
・相手の立場で考える力
・傾聴力
・共感力

これらを複合的に活用して、初めて人と「向き合う」ことができる。

そして、向き合うためにもっとも必要なことは、『向き合いたいと思えること』だと思っています。そもそも、自分が向き合って、関係性を深くしていきたいと思えない人とは、向き合うという行為はかなり負担が大きいもの。

人って、恋人に対しては自然と向き合おうとする人が多い印象で、それは「関係性を深くしたい、強くしたい」その気持ちが強いからに他ならないのかなと思っています。

そうやって、人と向き合い、関係性を築いていける人こそ、人から信用され、あらゆるもの・コト・人が集まってくる。そして、そんな人はきっと納得感のある”働く”を実現し、自分の人生を歩んでいけると思うんです。

特に、信用経済がきたと言われ、人との関係性が重要視される今の時代、これ以上に必要なスキルはないのではないでしょうか?


最後に

人の幸福度を考えることは、僕が普段コミュニティマネジメントで考え実践していること。

チームでも、コミュニティでも、ユニットでも、人が関わることにおいての本質は、きっとどれも一緒なんだなと、強く思いました。

人のことを考える意味では、マーケティングもきっと同じになってくるのかもしれませんね。

それでは!



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