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本物は”自分の言葉”で語る

こんにちは。長田(@SsfRn)です。

先日、久々のイベント参加してきました。NewsPicksの最所あさみさん(@qzqrnl)と、Waseiの鳥井弘文さん(@hirofumi21)がスピーカーの「読むでつながる関係とは」というイベントです。

とても参考になる話ばかりで、メモが止まらないイベントでしたが、その中でも特に気になったのが「自分の言葉」について。

情報が溢れているこの時代だからこそ、物事を自分の言葉で語ることはとても大切。改めて考えてみても、その重要性は日々活動する中で強く感じます。本日はそんなお話を。



自分の言葉にするサイクル

イベントの途中、知るとわかるの違いについてのお話しがありました。

本を読むことで”知る”ことはできる。だけども、”わかる”ようになるには、読むだけでは実質的に不可能であると。

わかるようになるためには、経験すること、思考することが必要になると最所さん。

この”わかる”状態になって、初めて人は自分の言葉で物事を話せるようになるのだと、僕は考えています。

「この本にこう書いてあった」と伝えられても、正直なかなかピンとこない。きっと話している人も、伝えきれない不完全燃焼感は嫌でも感じているのかなと。だからこそ、自分の言葉で伝えていくことが必要なんだなと思うんです。

じゃあ、具体的にどうやって自分の言葉にしていくのか?めちゃめちゃシンプルな図ですが、きっとこういうサイクルを回して、言葉が自分に浸透していくのかなと。

行動することからはじまり、そこで得た経験を一度立ち止まって思考します。なぜ、その行動をしたのか?なぜ失敗したのか?なぜうまくいったのか?など、whyの問いかけをしていく。そこで得た気づきを言語化して、ここで初めて自分の言葉になるのかなと思います。

イベント中、最所さんも言っていましたが「インプット→考える→アウトプットが大切!」と、間の”考える”ことの重要性を説いていました。

これには激しく同意で、「なぜ」を考えていくことは必須なアクションだなと思っています。じゃないと、”経験”が積み重なっていかず、流れてしまう。一回立ち止まって、「発酵」する時間をつくっていくことが大切になると思います。



本物と偽物の見分け方

この自分の言葉は、その人が「本物なのか?偽物なのか?」を見極める大事な指標だなとも考えています。

本を読んで、暗記して、それをそのまま言葉にすることなんて、正直誰にでもできてしまう。そうではなく、その口から出た情報が、その人の経験に基づいた一次情報なのか?そこを見ていくのが大切だなと。

これは僕の経験上にはありますが、本物の方から伝えられる言葉には、その方の温度が乗っている感覚を強く持ちます。その方の熱意、関わっている方々の思い、かけてきた時間や経験、それが自分の中に入ってくるような感覚です。だから、僕も応援したいと自然に思えるし、気がついたら動いている時もしばしば。

以前、このようなnoteを書きましたが、きっとここにも紐づくお話なのかなと。

言葉が持つ力って本当に不思議だなぁと、最近つくづく思います。

その一言一言には、その人の想いとか、触れてきた情報とか、積み重ねてきた経験とか、複雑な背景がある。

きっと、それを読み取ることで、今目の前にいる”人”のことを理解していくことができるのかもしれないなぁと思うんです。もしかしたら、それが”向き合う”ということなのかもしれませんね。



最後に

自分の言葉

実際にその言葉で語る人は、とても無意識で、自然と出ている言葉なんですよね。もしかしたら、そうなって初めて言葉が血肉になるのかもなぁと、今書いていて思いました。

僕にとって、「書く」作業は、そのためのプロセスみたいな感覚があって、自分と向き合う大切な時間なんです。これが、あらゆる「書く」ことをして今たどり着いた、僕にとっての「書く」への向き合い方です。

それでは!


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