コーヒーを淹れる時間は_相手を想うひと時だった

コーヒーを淹れる時間は、相手を想うひと時だった

こんにちは。nagata(@SsfRn)です。

灯台もと暮らしさんのイベントにて出会った、ミネ夫妻が運営している「本と屯」。(そのイベントレポートはこちら「地方移住のニーズは”余白”。 地域コミュニティで気をつけたいこととは」)

そこで、こんなイベントが開催されると聞いて行ってきました。

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現役焙煎士から学ぶコーノ器具を使ったドリップワークショップ

浦川さんという、珈琲焙煎士から、コーヒーについて一から学ぼうというイベントです。昔からコーヒーに興味あった私は、本と屯に行ってみたいこともあり、即参加を決めました。

それでは、今回はそのイベントの様子をお届けしようと思います。


”本と屯”というおしゃれ空間

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こちらが今回の会場である”本と屯”。

京急三崎口駅からバスで15分ぐらいのところにあります。三崎港が目の前で、休日になると人で溢れかえるそうです。中に入ると、コーヒーのいい香りが充満していて、いるだけで癒される空間に。

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こちらが店内の様子。

寄付で集まった本が溢れていて、そのジャンルも多種多様。

今回、コーヒーワークショップということで、コーヒーに関する本が机に並べられていました。

到着すると、講師である浦川さんが、早くもコーヒーの準備を進めており、凄腕の焙煎士感を感じざるを得ませんでした。


個性の出るコーヒーつくり

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こちらが今回の主催者であり、本と屯の運営者”ミネシンゴさん”。とても気さくで良い方です。

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そして、こちらが今回の講師である、浦川さん。

珈琲サイフォン株式会社に勤めつつ、ご自身でも焙煎士をやっている、言わば珈琲のスペシャリストです。

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今回は、こちらのコーヒーの中から

・モカ イルガチェフ コケ(浅煎り)
・コロンビア カウカ(中煎り)
・マンデリン ブルボン(深煎り)

の3種類を飲み比べ、好みのものを自分で作ってみるという流れで進んでいきます。ちなみに、アタシのブレンドというのは、浦川さんがミネシンゴさんのために作ったブレンドらしいです。(すごい、、、)

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まずは、ということでペーパーの折り方から説明してくれる浦川さん。私、まったくコーヒー淹れたことないので、この作業すら知りませんでした。本当に初心者目線で助かります。。

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ペーパーをフィルターに敷き、そこに挽いたコーヒー豆を投入。

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お湯を注ぎます。

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各自持参したカップにコーヒーを注いでいただいて、、、

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完成!!!

挽きたての豆で、つくりたてのコーヒー。なんて美味しさ。。

外のコーヒーより全然美味しく、これが自分で淹れられるとなると、家から出られなくなっちゃいそうです。

この手順で、浅煎り・中煎り・深煎りの3種類のコーヒーを飲み比べていきました。個人的にはやはり、深煎りが好みで、この深みのあるコクが堪りません、、!


続いては、いざ実践!

自分自身で好きな豆を選んで、淹れていきます。7人の参加者がいて、そのうち6人が深煎りをチョイス。今の流行りは浅煎りらしいですが、集まったのは昔ながらの喫茶店コーヒーが好きなタイプのようです。

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さあ、ペーパーを折って、挽いた豆を入れて、スタンバイ。

豆は平らになるように叩いて調整です。ただし、叩きすぎると粒度で分かれちゃうので、注意が必要。

お湯を入れていきます。深煎りはゆっくり入れて味に深みを出すのがコツとのこと。逆に浅煎りは、早く淹れることで酸味を薄めることができます。

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皆さん良い感じです。

それぞれ、適量に達したら完成!店内に美味しそうなコーヒーの香りがさらに広がります、、

かかる時間が個々で違っており、それで味が全然違いました。早かった人はわりとスッキリした味わいに。時間をかけた人は、コクのある味わいに。お互いにコーヒーをシェアしあって、味の違いを楽しみました。

初めてコーヒーを淹れると、その人の性格がわかると浦川さん。私は比較的早く淹れてしまったので、せっかちな性格がバレてしまったかも、、、


コーヒーに自分を表現するストーリー、相手を想うストーリーを乗せていく

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コーヒーつくりは、豆を選び、使う器具を選び、淹れ方を選ぶことができます。

それぞれ一つでも違いがあれば、味が変わるし、表現するものも変わる。

浦川さんは「コーヒーに正解はありません。自分に合ったスタイルを見つけてください。」と仰いて、これってある意味自分探しの旅みたいなものなのでは?と感じました。自分はどんな味が好きなのか?コーヒーでどう表現したいのか?合ったやり方は?と、ひとつずつひとつずつ自分を見つけていく作業。

飲むのが自分ではなく別の方であれば、その方を想う作業。”飲んでもらう人がどんなコーヒーが好きなのか?”と相手のことを思い、一つずつ選んでいくのです。

それらってつまり、そこに余白があるということ。

その余白に自分を表現するストーリー、相手を想うストーリーを乗せること。

「これがコーヒーを淹れるということなんだ」

そう感じ、コーヒーの奥深さを知った1日となりました。


最後に

イベントに人が集まっても、コーヒーを淹れている時は、無言のひと時となります。

皆、コーヒーに集中し、自分を表現する作業に没頭しているんです。

この空間を共有し、その成果も共有し、過程から結果まで楽しめるこの時間、とても素敵で精神的充実感に満ちていました。

私自身余白が必要な理由はここにあって、この余白を埋めていく作業を楽しめるライフスタイルを送っていきたいなと、思いました。

また、これを機に、コーヒー学んでいきますので、一緒に学んでいきたい方、教えてくれる方募集中です!

それでは!


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長田 涼
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