”自分らしく”いられるコミュニティとは
こんにちは。コミュニティ情報のおっかけnagata(@SsfRn)です。
ある日ふと思いました。
人が集まる”コミュニティ”では、みんながみんな、自分らしい姿でそのコミュニティで接することができているのかな?と。
人はやはり、人からよく思われたいですし、認められたいという承認欲求を持っています。特に、同じ興味関心があり、基本的に否定的な言葉が飛び交わない”コミュニティ”という空間では、その欲求が表に出やすいのかもしれません。
このような環境の中、自分らしい姿で接することができているのでしょうか?
人によく思われたいのが人の性
人に認められたい、よく思われたい、という欲「承認欲求」。
誰もがもっているこの承認欲求ですが、私も例外ではありません。このコミュニティマガジンのビュー数やスキ数が上がれば認められたと感じて喜びますし、褒められれば単純に喜びます。
ただ、この承認欲求って、時には良く思われようと自分を偽ってしまうこと繋がることがあるかと思います。そのせいでコミュニケーションがうまくいかなかったことも、、、では、人が多く集まるコミュニティにはそのような人は、生まれないのでしょうか?
人がよく集まるコミュニティって、必ず何かしらの要因があります。理念に共感しやすかったり、そのコミュニティに属することで果たせる目的が多々あったり、運営側に魅力的な人がいたりなど。そのように設計がきちんとされたコミュニティは、運営の質も高いと思いますし、どんどん結果を出しているところも多いと感じています。しかし、コミュニティの規模が大きくなればなるほど、メンバー一人一人の質の担保は難しく、承認欲求を満たすだけための人も集まったり、無理をしてしまう人がでてきたりすることもあるかと思います。
”人がよく集まるコミュニティ”とは、決して”自分らしくいられるコミュニティ”ではありません。では、自分らしくいられるコミュニティとはどのようなコミュニティなのでしょうか?
その人らしさとは
どのようなコミュニティという話の前に、そもそも”その人らしさ”とは、何なのかを見ていきたいと思います。
企業でもその企業らしさがありますし、メディアも同様だと思います。この”らしさ”というのは、周囲から見える印象やイメージ、またその雰囲気だと思います。
つまり、”らしさ”を決めるのは自分ではなく周囲の人ということです。
その”らしさ”は人・企業・メディアが持つ理念や価値観がアクションや発言を通じて垣間見えた時に、初めて感じるもの。その瞬間が積み重なって、”らしさ”が生まれていくのでないでしょうか。
鳥井さんが書いている記事にも、似たような内容のものがありましたので、抜粋させていただきます。(隠居系男子:その人“らしさ”とはどこから来るのだろう?)
「その“らしさ”というのはどうやって作られて、どうやって浸透しているのかといえば、結局どれだけその人もしくはその人の作ったコンテンツと出会ってくれたかということなんですよね。」
自分を偽った上でのコミュニケーションでは、その人らしさなんて生まれません。では、その人らしくいられる=自然体でいられるコミュニティとは?
自分らしくいられるために
自分らしくいられるコミュニティってどのようなものか?それは
・多様性のあるコミュニティ文化
・強要しない活動
・フラットな関係
なのかなとふと考えていました。
あらゆる価値観や考え方を受け入れるような多様性を持った文化があれば、そのコミュニティで自由な発言もしやすくなりますし、コミュニティ内の活動を強要されるとはじめは楽しくてもいつか無理が生じる。先日書いたファンベースってなに?「ファンの支持を強くするための3か条」でも記載させていただきましたが、コミュニケーションディレクターのさとなおさんは、「コミュニティに関わる人は皆対等であるべき」というお話をされています。それがベストな関係性だと。
それらって、つまりその人にとって安心できるコミュニティかどうか?ってところに集約されるのではないでしょうか?
身体的な安心はもちろんのこと、「自分はここにいていいんだ」という居場所を感じるような安心感。窮屈感や強要というストレスを取っ払いフラットに発言していいんだという安心感。自然体でいいんだという安心感。これらが、自分らしくいられるコミュニティに必要不可欠な要素だと思います。
大事なのはメンバーが自然体でいられるか。そのためには安心できる環境が必要。そんな環境を、作っていくこと。それがコミュニティマネージャーとして、気をつけていきたい部分なのかもしれません。
最後に
自分らしく、自然体でいられる場所。
これってコミュニティに限らず、人生において、見つけることが難しいのかもしれません。しかし、そういう場所をコミュニティというツールを使って、提供していきたい。私はそう思います。
また、この理想のようなコミュニティが、実はあるのです。
最近私が入会したSUSONO。
このたび、これからの心地よい暮らしや社会についてともに考え、暮らしをもっと楽しむためのコミュニティ「SUSONO(すその)」を発足しました。このSUSONOは、佐々木俊尚「21世紀の教養を身につける議論型コミュニティLIFE MAKERS」と松浦弥太郎「くらしのきほん」×「灯台もと暮らし」×「箱庭」のメディア集合体「スチーヴ」が一つになり、より広い分野で、ゆるやかにつながりながら、新しい暮らしの文化圏を作ろうというプロジェクトです。
誰しもが関わりがある”暮らし”をテーマに、様々な活動を行なっているコミュニティ。ここのフラットな関係と、独特な空気感がとてもよく、私にとって自分らしくいられるコミュニティではないか?と感じています。良かったら見てみてくださいね。
※ブログ内容やコミュニティ情報はTwitterにて呟いたりしているので、覗いて見てください!
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