聞き上手なお母さんになろう
子どもの発達における言語能力
子どもの発達における言語能力は、生後1、2か月ごろから感情も少しずつ複雑になり、大人の声掛けに対して答えるように声を出し始めます。生後1歳ごろには意味のある言葉、例えばママ、パパなどを話すようになり、1歳半ごろからは急激に単語の数が増え、2歳ごろには「ままだっこ」などの二語文を言えるようになります。
子どもの言語の発達
このように、子どもの言語の発達は生活の中で様々な人と関わる中でたくさんの言葉を聞き、まさに言葉をシャワーのように浴びて吸収していきます。
たくさんの言葉を知ることで、心や感情を豊かにすることができ、またその感情や経験を自分の言葉で説明できるようになるのです。
子どもは幼稚園や学校に行くようになると、家では経験できないような様々な遊びをしたり、花や虫などたくさんのものを目にして観察します。今日1日、どんなことをしたのか、その出来事にどんなことを感じたのか、どう思ったのか、など、子どもが話をしてくれる時には、なんでもしっかりと聞いてあげましょう。そして、まずは子どもさんの思いや考えを受け入れ、お母さんの気持ちや考えも伝えてみて、そこでやり取りを深めてもよいですね。
読解力と記述力
子どもは話すことに慣れてくると、言語自体に慣れてくるので文章を読んだり(読解力
)、文章を書いたりすること(記述力)が上手にできるようになります。
毎日、お子さんのお話をしっかりと聞いてあげることが、後々学習にも役立ってきますし、何より、子どもと親との関係性を構築することにもつながります。
毎日、忙しいとは思いますが、家事の片手間でも、顔をみて話を聞きながらお子さんにリアクションしてみてください。
意識してお子さんにかかわることで、お母さんの子育て満足度も上がり、一石二鳥です!ぜひお試しください。
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