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#004|投資「商品」と投資「手法」、その違いを知っておく

さて、このシリーズは私が私の大切な友人に向けて書き続けるものですが、秋をこよなく愛する私は、ついつい仕事をサボりまくって「読書の秋」と「クラシック音楽(今もヴィヴァルディの『四季』聴きながら書いてる)の秋」に熱中しちゃって、このシリーズもサボってました、ごめんなさい。

さて、今回はちょこっとだけ「知識詰め込む系」です。

辛いですよねえ?わかっています、ですから超絶ライトな内容にします。

初心者が投資を始める際に「投資の種類」と「投資手法」の違いを理解することはとても重要で、というのもこの基本的な理解があると、自分の目標と自分のリスク許容度に合った投資を選びやすくなるからなんです。

(リスク許容度は、以前に皆でしたオンライン通話で簡単に伝えているので、簡単におさらい程度にしておきます。読み飛ばしてOK!)

リスク許容度とは、「自分がどれくらいの損失を受け入れられるか」を示す指標です。

投資には、利益が出ることもあれば、損をすることもあります。リスク許容度が高ければ多少の損失を気にせずにリターンを狙う投資ができますが、リスク許容度が低ければ、大きな損失を避ける安全な方法が向いています。

リスク許容度を簡単に説明すると

1.高リスク許容度:リターンの可能性が高い分、価格が大きく変動するような投資をしても不安になりにくい人。

  例:ジェットコースターが好きで、急な上昇や下降も楽しめる人

2.低リスク許容度:価格が大きく下がると不安になりやすく、安定した成長が好ましい人。

  例:ゆっくりした観覧車が好きで、景色を楽しみながら安定した気持ちでいたい人

どうやって判断するか?

1.自分の性格:損をしても冷静でいられるのか、逆に損失があるとストレスが溜まりやすいのか。

2.投資の目的と期間:すぐに使う予定のないお金であれば、多少のリスクを取っても良いですが、生活費や急に必要なお金にはリスクをかけない方が良いです。

3.年齢や収入:若くて収入が安定している場合はリスクを取りやすく、引退後や収入が限られている場合は低リスクの方が安心です。

リスク許容度を理解することは、自分に合った投資スタイルを選ぶ上でとても重要です。


さて、では今回お伝えしたい結論、というよりも最早このシリーズが目指すゴールを先にお伝えしたいと思います。

それは、

「最近話題の新しいNISAを始めます。現代の投資の流行として「積み立て投資」が注目されていますが、私たちもこれを目指します。これは主にインデックス投資信託に対してバイ・アンド・ホールドの姿勢で取り組み、アセット・アロケーションの効果を最大化する方法です。ドルコスト平均法を用いて、毎月定額をコツコツと投資し、長期的に資産形成を目指します。」

というものです。

・・・バァキィィィッ!ドォォォゴォォォッ!(殴り蹴られる音)

いや「ほったらかし投資塾」とか、胡散臭いじゃないですか?

今から私たちが目指す「ほったらかし投資」をちゃんと説明すると上記の通りになるので、この解説ならなんとなく「それらしい」じゃないですか。

え、逆に胡散臭い?

そうかなあ。

周りの人に説明するときに、呪文のように読み上げるだけでマウント取れるから、僕としては「今からほったらかし投資を始めるのお!」と言うより、

「最近話題の新しいNISAを始めます。現代の投資の流行として「積み立て投資」が注目されていますが、私たちもこれを目指します。これは主にインデックス投資信託に対してバイ・アンド・ホールドの姿勢で取り組み、アセット・アロケーションの効果を最大化する方法です。ドルコスト平均法を用いて、毎月定額をコツコツと投資し、長期的に資産形成を目指します。」

と言った方が良いと思うんですけどねえ。


投資商品の種類

これは、投資対象となる「資産」の種類です。

資産というのは「お金を生み出したり、それ自体が価値を持っているモノ」です。例えば、お金、家、株式、車などが資産です。これらは使うことで利益を得たり、「必要なときに売ってお金に変えることができるモノ」です。

そして私たちは「資産所得」を得るのを目的にして投資の勉強をしていますね?この資産所得については、以下の記事で簡単にまとめています。


そして、初心者が理解しておくべき代表的な投資商品には以下があります。

1.株式:企業の株に投資し、価格の上昇や配当から利益を得る。

2.債券:政府や企業が発行する債券に投資し、利息収入を得る。

3.投資信託:複数の投資家から資金を集めて、ファンドマネージャーが分散投資を行う商品。

4.ETF(上場投資信託):投資信託に似ているが、株式のように証券取引所で売買される。

5.不動産:不動産に投資し、賃貸収入や価格の上昇による利益を得る。

6.コモディティ:金や原油などの実物資産に投資する。

7.預金:お金を預けることで利息が得られる。

結論から言えば、私がおススメしているのは「投資信託」なので、これだけ覚えておけばOK!と言いたいところではありますが、最終的に「どの投資商品に投資するかは自分自身」「投資は自己責任が絶対原則」ですので、数多ある投資商品の中から上記の七つを取り上げています。

今回の記事では「知識詰め込む系」とは言ったものの、投資「商品」と投資「手法」の違いを知ることが目的なので、これ以上は深掘り解説しません。

「へえ、七つあるのね」と、いったん押さえてもらえれば大丈夫!


投資手法の種類

これは、投資対象の資産に対して「どのように投資するか」という「方法」です。

代表的な「投資手法」には以下のようなものが挙げられます。

1.バイ・アンド・ホールド:長期間にわたって資産を保持する方法。

2.インデックス投資:市場の平均に連動するインデックスファンドに投資し、リスクを分散。

3.ドルコスト平均法:毎月一定額を積み立てることで、リスクを分散しながら投資。

4.グロース投資:成長が見込まれる企業に投資し、価格の上昇を狙う。

5.バリュー投資:割安な株を選んで長期的な成長を期待する。

6.短期売買:短期間の価格変動を利用して利益を狙う。

おっ!

先述した「マウント呪文」である、

「最近話題の新しいNISAを始めます。現代の投資の流行として「積み立て投資」が注目されていますが、私たちもこれを目指します。これは主にインデックス投資信託に対してバイ・アンド・ホールドの姿勢で取り組み、アセット・アロケーションの効果を最大化する方法です。ドルコスト平均法を用いて、毎月定額をコツコツと投資し、長期的に資産形成を目指します。」

の中から、さっそく「1.バイ・アンド・ホールド」「2.インデックス投資」「3.ドルコスト平均法」が出てきましたね。

さて、結論は既に三度「マウント呪文」で述べていますが、やはり「推しの株式にグロース投資したいっ!」ですとか「ぐへへ、金の亡者であるアタイは『四季報』読み漁って短期売買をしまくるんだよおォォォッ!」と判断をされるかもしれませんので、必要最低限ということで取り上げています。

大切なので何度も申し上げますが、「どの投資商品に投資するかは自分自身」「投資は自己責任が絶対原則」ですので、ね?


投資商品の種類と投資手法の違い

ということで簡単にまとめれば、「投資商品は何に投資するか」を表し、「投資手法はどうやって投資するか」を指している、ということです。

ポイントは、

投資商品と手法を混同しない:どんな商品でも、複数の手法で運用できる可能性がある。

自分の目標に合う手法と商品を選ぶ:資産形成の期間やリスク許容度に応じて、手法と商品を組み合わせる。

リスクとリターンを理解する:商品によってリスク特性が異なるため、基本を知ることで自分に合ったものを選びやすくなる。

ということです。




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