★子どものWhyへの効果的な返し方
こんにちは。Shotaです。
お読み頂いただき、ありがとうございます。
前回までに、
子どもに、「なぜ?どうして?」
を聞くことの大切さと、
「大人も子どもと一緒に思考力を成長させていくスタンス」の大切さについてお話ししました。
親も「なぜ?どうして?」の質問に答える姿勢を見せることは
とーーっても大切でしたよね!
それが基本のスタンスでした^ ^
でも、どんな内容に対しても、必ず答えることが重要だ!
というわけではありません。
だって、世の中には、大人だってわからないことは
たくさんありますよね!
っていうか
実際の世の中はわからないことだらけのはずです😵
どうしてトンボとチョウチョウは飛び方が違うの?
どうして車は動くの?
どうして台風の前は夕焼けがきれいなの?
どうして外国人は見た目が違うの?
どうやってピラミッドは作られたの?
これらの答えを専門家でもないのに
さっと答えられる方は少ないかと思います。
そんな時に、大人が頑張って考える姿を見せ、
一つの意見として話をするのはとても良いのですが、
あまり、なんでも大人が答えて終わってしまうと、
子どもは、「大人はなんでも答えを知っている」
と勘違いして「大人に聞けばわかる」と思って、
考えることをやめてしまうことがあります。^^;
それではどうしたらいいか、
そこで、今日は、もう一つ、
子どもの「どうして?なんで?」の質問に対し、
とっても有効な返し方を紹介します!(^^)
それは、何かというと、
時々、
意図的に、
「ん~、なんでだろう、なんでだと思う?」
と聞き返してあげることなんです!!
この方法も、考える力を育てるにはとても効果的です!😊
「なんでだと思う?」と聞き返された子供は、
頭をフル回転させて、
自分の持った疑問の答えを
その子なりの答えで見つけ出そうとします。
これって、まさしく探究心の芽生えって感じですよね^ ^
注意点は、
ここで、子どもが開口一番
「わからない」と言ったとしても、
慌てず、がっかりしないでくださいね。
大人もわからないのだから、
子どもが答えや事実をわからないのは当然です。
ポイントは、答えや事実を言えることではなく、
「トンボとチョウチョって何が違うんだろう」とか
その子が考えやすい質問に変えてあげて、
意見を言わせることです。
そうすれば、「考える」「自分の考えに気づく」「言葉にする」の思考力が育ちます!!
ちなみに、
言い方のポイントとしては、
上から目線で、子どもを試すような、
「なんでだと思う?」
ではなく、
自分も考えてみてもわからない、
だから君は
「なんでだと思う?」
という一緒に考える姿勢です😊
そして、子どもが理由を答えた後は、
大人は正解かのように自分の理由を言う必要はありません。
「なるほどーそういう考えか!面白いね。じゃぁさ、・・・」
のように子どもの意見を受容し、一緒に考えている姿を見せてください^ ^
「答えは与えずに、考えさせる」
そうすれば、子どもは「大人はいつも答えを知っている」だから
「答えを聞けばいい」という姿勢ではなく、
「自分で考え続ける中で答えを自分で作ること」を学びます。
さてさて、今回3回に分けて、
「なぜ?どうして?」の問いについて書いてきましたので、
この辺で内容をまとめると、
親は子供と一緒に成長する気持ちを持ち、
時には考えて、しっかりと説明して見せたり、
時にはわざと質問を聞き返して、考えさせたり、
のハイブリット型で「どうして?なんで?」の会話を発展させて、長い目で聞き続けるといい!
ということになりますね!
これを続ければ必ずお子さんの思考力と表現力は確実に高まっていきます!
家庭でできるコミュトレ!
これからの子どもたちのために、ぜひ続けましょう!(^^)
今日もお読みいただき、ありがとうございました^^
A good relationship starts with good communication!
(良い人間関係は、良いコミュニケーションから!)
をモットーに、日本の子育てに貢献していきます^^
Shota.T