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他喜力がもたらす最高のパフォーマンスについて

こんにちわ!二日酔いに一番効果があるのはあさりの味噌汁より日光浴だと信じているビジネスアスリート中村です。

今回は「他喜力がもたらす最高のパフォーマンスについて」という内容で話していきます。「他喜力」という言葉をご存知でしょうか。他喜力は造語で、辞書はありません。漢字であらわしているように「他人を喜ばす力」という意味です。ではその他喜力がどのような力を持っているのか考えていきます。

原田メソッドの目的・目標4観点シートをご存知でしょうか。これは「私的有形」「私的無形」「他者的有形」「他者的無形」の4つの観点でとらえて目的・目標を達成するメソッドです。有形は目に見える効果(物を買うことや給料があがること)で無形は目には見えない効果(わくわくすることや自信をもつ)のことです。

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自分の目的・目標をどの観点で考えるか表にして表して考えます。「私的有形→私的無形→他者的有形→他者的無形」の順番で考えていきます。

例えば、有名企業に入社(私的有形)→自分に自信がもてる(私的無形)→会社の売上up(他者的有形)→同僚が喜ぶ(他者的無形)の流れです。そして他喜力はこの他者的無形に当てはまる力のことです。

他喜力がもたらす力について有名な出来事が二つあります。

それは「なでしこジャパンW杯優勝」、「東北楽天ゴールデンイーグルス優勝」です。

なでしこジャパンがワールドカップで優勝したことは日本のみならず、世界中がわきたちました。まさに奇跡とも言える偉業です。
キャプテンである澤穂希選手は、優勝をきめたあとで、次のようなコメントを残しています。

「私たちがここでしているのは、ただサッカーの試合をすることではなく、
それ以上の意味があることだと思っていました。もし、私たちが優勝することで、震災で何を失ったり、誰かを亡くしたり、自ら傷ついたりした人をひとりでも、一瞬でも慰めることができたなら、そのとき私たちは何か特別なことを成し遂げたといえます。つらい時期を経て、それでみなさんによろこんでもらったり、みなさんを元気つけることができたのなら、
私たちがしてきたことは成功したといえるでしょう。日本は傷つき、大勢の人たちの生活が脅かされています。
私たちがそれを変えることはできませんが、それでも日本は復興に向かっています。
今日の試合は、私たちが日本を代表し、決してあきらめない姿を示すチャンスでした。優勝は私たちにとって夢のようなできごとです。
そのよろこびを日本のみなさんにも分かちあってほしいと思います」

これこそが他喜力がもたらす最高のパフォーマンスです。東日本大震災で傷をおった日本を元気づける為にプレーをした結果です。そしてもう一つがその東北に本拠地を置く東北楽天ゴールデンイーグルスです。

2011年の震災のチャリティーマッチ後に嶋 基宏選手が残したコメントを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

「見せましょう、野球の底力を。見せましょう、野球選手の底力を。見せましょう、野球ファンの底力を。」

なでしこジャパン同様に東北を元気づける(目的)為に優勝(結果)という最高のパフォーマンスを発揮致しました。

どちらも共通して自分の為ではなく、誰かに為に頑張った結果が最高のパフォーマンスを生み出したと言えます。

このように他喜力は大きなパワーを生みだすことができます。

それではまたお会いしましょう!またね

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