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『かわいいの本音と本質』【笑顔】

気持ちのいい笑顔ほど魅力的なものはないよね。
Nothing is more attractive than a pleasant smile.

チャーリー・ブラウン

かわいいって、どうゆうことだ?



かわいいの哲学
とかいう、自己満足的なエッセイもどきを書きはじめてから1年以上がたちました。(頻度バラバラな更新のんびりなこの文章にも幾人か、長くお付き合いして下さる方がいることを有難く思っている今日この頃です)

ここ最近は年末に向けたあれこれが忙しく、ゆっくりものを書く時間を取ることが難しかったり、年始は年始でこれまたバタバタと時が駆け巡って去ってゆくので気づけばもうすぐ1月も半ば近くになっていたりと、本当に日々があっという間に過ぎていきます。年々、日付が進んでいくペースが一気に速まっている気がしますが、これってなんの効果なんでしょうか…?エイジングと時間の関係についていつか考察してみよう!という、個人的な近況と抱負はここまでにして、
かわいい哲学のテーマについて!今回は…笑顔です!

笑顔という史上最強の武器


今まで、お化粧品とかファッションとか、色々な角度から「かわいい」ってどうやって作られるのだろう?と考えて(哲学して)きたのですが、忘れておりました。

一番大切なもの、
そう、それは「笑顔」



突然ですが、自分の笑顔に自信はありますか?



自分の笑顔に自信がある、っていう人いますか?

実はコレ、意外と少ないんじゃないのかしらと密かに思ったりしています。
かくいう私も、子どもの頃から笑うのが大の苦手。
面白くもないのに笑えるかよってとんがっていた時代もあったし、
何より嫌だったのは、写真に映った自分の笑顔がものすごくぎこちなく見えたこと。(笑顔なのに、ちっともかわいくないんですよ!本当に…笑うのが嫌いになった大きな原因の一つです)


高校生の頃には「〇〇(←私の名前)は、笑った顔よりムスっとしてる顔の方がいいよ」とか言われる始末で、、本当に、どんどんどんどん、
自分の笑顔に自信がなくなっていくという子ども時代でした。
とほほ。

ちなみに上の発言をした子には何ら悪意はなくて、「怒ってる顔も私は好きだよ」という褒め言葉のつもりで言ってくれていたそうです。誰の得でもないのですが、一応当時の友人と私自身へのフォローとして弁解までに

しかし、いつまでもそうは言っていられないのが社会というもの。
モラトリアムな時代を過ぎれば、大人として、一社会人としての「愛想」も必要となってきます。
そしてその第一難関として立ちはだかったのが、就職活動でした。



笑顔と就活。切っても切れない関係性


もちろん私自身だって、いつまでも下手くそな笑顔でいたい訳はありません。
(「笑った顔がかわいいね」と、いつか誰かに言って欲しいと思う程度には乙女ではありました)
だけれど、どうすれば魅力的に笑うことができるのか、全く分からなかった。


誰かに笑顔を褒めてもらいたいと言ったものの、
少なくとも自分の笑顔を好きになれるくらいにはなりたい…と、
ちょっと願望レベルを下げたところで当時の私は考えていましたが、
ファッションやメイクと違って、何をどう参考にしたらいいのかさえわからない。
素敵な笑顔を一朝一夕で身に付けるのは難しいと痛感する日々の連続。
それが私の青春時代でした。

そんな中に、転機が訪れたのは大学2年生の時。
就活のためにとエアライン系某スクールに入ったところ、
そこで行われた授業の一環として、「笑顔の練習」という講習があったのです。
(その時はそんな授業もあるのかと、正直ちょっとびっくりしました)




笑顔に練習なんて…いる?


もしかすると、
多くの人が笑顔に練習なんて必要ないと思っているかもしれません。


だけど、実は、「笑顔」にはきちんとした
「笑顔の作り方」というものが存在していて、
それはそのまま、「作り方」さえマスターすれば、
どんなに笑うのが苦手な人であっても「笑顔の素敵な人」になれるという、
理由にもなり得るものです。
(私のような笑顔不得意人間でもやればなんとか出来ましたから!)

そりゃあもちろん、
そんな練習なんてせずとも魅力的な笑顔を振り撒ける人だって、
世の中にはたくさんいるんだろうと思います。
だけど、(少なくとも)私はそうじゃなかった。

だから一生懸命「笑顔」の練習をしたんです。

そして、その時のモチベーションは以下の2つ



1.就活における面接時の武器とするため

どうすれば、「見た人を和ませるような・楽しい気持ちになってもらえるような」笑顔になれるのかを考えて練習しました。
余談ですが、私はこのときに学んだスマイルスキルによってエアライン系の就活にはオールパス出来ました。ほんと、笑顔、侮るなかれ。


2.自分の笑った顔を、少しでいいから好きになりたかった

自分の写真を見たときに笑っているその顔を見た時に「私の笑顔、最高じゃん」
と(一瞬だけでも)思えたら、人生が少し明るくなるような気がしたんです。



笑顔の練習(具体例)


でも具体的に笑顔の練習って何をするの?
ということで、以下にその具体的な練習内容を記載してみました。

①. 口をすぼめた状態で、上下左右に大きく動かす。
口周りの筋肉を弛緩させます

②.「ミッキー」「ラッキー」「ウィスキー」と3語続けて声に出してみる。
(重要なのは、発音の際に口の形をしっかり作ること。鏡を見ながらやってみて)



③. 作り笑顔に見えないように、口元だけでなく目でも笑う
(目を細めることで、口元だけでなく顔全体で笑っているように見えます)



④. 割り箸を横にし、口で挟む。これにより口角が上向き、笑顔を作りやすくする
(常時、口角が上がっている状態でいるための練習。笑顔とまではいかずとも、常に口角が上がっている人には、見ていて爽やかな気持ちにさせられます

うろ覚えだけど、大体こんな感じで教わったと記憶してます


誰かに見られたらと思ったらちょっと怖い(恥ずかしい)けど、④に関しては🔼こんな感じ

こうして文字にして書いてしまうと、
非常に馬鹿らしいように思えるかもしれませんが、効果は絶大です

ちなみに②のミッキーとかラッキーとかは、
発音する際の口の形が笑うときの口元と同じだからという理由で選んだ言葉だそうなので(当時笑顔のレッスンをして下さった講師の先生曰く)、
「母音のイ」で終わる単語なら、わりとなんでも良いんじゃないかと思ってます。



忙しいときこそ、意識してみる


年末年始と12月から1月にかけては、多くの人にとって本当に慌ただしい季節となりがちですよね。私は毎年この時期はあまりの忙しさに忙殺されて、ついつい笑顔を忘れてしまうことが多くなるような気がします。

もし、「私も、僕も、同じだなあ」と思う方がいらっしゃれば、
是非ともこの記事で挙げた「笑顔のつくり方」を思い出してみて下さい。


もちろん、面白くもないのに笑う必要なんてないですし、誰かのためだけに無理した笑顔を作る必要も全くないと思います。

だけれど、自分のために。
自分自身の心がせわしなく、少し渇いてしまっているなと感じた時こそ、
意識的に笑顔を作ってみるというのは好いかもしれません。


「自分の機嫌は自分でとる」って意外と難しいものですが、
「きついな、嫌だな」と思っている時でも、形だけでも笑顔を作ると、
心の方も(少しだけ)ポジティブな方向に向いてくれるような気がするんです。

良ければ試してみて下さいね。



絵本の紹介



ちなみですが、最近だいすきな本で読むと笑顔になれるのが上記の一冊。
優しい気持ちが溢れ出て、ふんわりと暖かな笑みが思わず溢れるような
とっても素敵な絵本です。


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