2021年10月 Letter
こちらは、2021年10月サービスリリースした時から始めたLetterバックナンバーです。最新版はこちらからご購入いただけます。
フェローとして、コミュニティにもご招待いたします。
🧪ブランド紹介
Comma Lab ~感性をひらく"間"に出合う~
効率を追い求めた先に、私たちはやすらぎや癒し、喜びや楽しみを見出したかったのに、実際にはまだ日々のあれこれに追われている。
そんな悲哀に必要なのは、「間=日々の中にある営みにまなざす」こと。
普段「無駄」だと思っていたものにこそ目を向け、その営み自体を味わう。
それこそが得たかったものへとつながる階段かもしれない。
そんな想いを込めて「Comma Lab」ブランドを送り出します。
名前の由来
このブランドを届けたい相手の方は、家庭・会社・社会という属するコミュニティのために、人のために日々全力で戦っている人たち。ついつい、自分のことを後回しにしがちな人。そんな人たちに、ちょっとした「Comma =小休止」を渡す役目を担いたいという願いを込めました。
ちょっとだけ立ち止まることで見えてくる、感情の波、自然の美しさ、日常のきらめき…そんな Sense of Wonder の世界を、皆さんと共有したいと思っています。
それに加えて、Com-という接頭語は「共に」という意味があります。Community や Companyなど、複数人を想定するような名詞によく使われていますよね。だから私たちも「Com-ma=共に間」という風に読み解きました。このブランドに触れていただく方と、一緒に「間」というものに気づき合う関係性を育みたいという想いを乗せています。
哲学
ふと、気がづいたことがあります。私たちはサービスを、むやみやたらに広げたいのではない、ブランドに宿る哲学を伝えていきたいのだと。
ローンチ後は、なぜか全く集客に対して乗り気になれませんでした。
多くの方に届けたい、必要な人に伝えたい、でもなぜか戦略を立てても実行に移せなかった。
身体がブレーキをかける感覚です。なぜだろうと、少し内面に潜って観察してみました。
スタートアップやベンチャーは、スピーディに顧客獲得をし、ブランド確立を急ぐべき。
こういう言葉をよく耳にしませんか?
私も何度もそういうアドバイスを受けました。
でも大きな違和感があったんです。
多くの人に届いたところで、ファンになってもらえなかったら意味がないのに、なぜ焦らせるんだろう…そういう感情が渦巻いていました。
コーヒー焙煎のサービスは、手間がかかります。
コーヒー1杯を飲むのに2時間のスケジュールを確保しなければならない。
しかも、一人ひとりの焙煎度も見ながら、そこで感じたこともシェアしてもらいながら、触れ合うことで「間」の大切さを感じてもらうものです。
決して、焙煎が自宅でもできるようにスキルだけ習得すればOK、というものではないのです。
サービスが独り歩きして、期待値のずれがあったら困るという想いがブレーキをかけていた要因でした。
そこで再認識しました。
哲学を広げる手段としての焙煎サービスだということを。
サービスは哲学の器でしかないので、しっかりと哲学を伝えられるようにしなければ、重い腰があがらないということに気が付きます。
そこで、私たちは9月末からブランディングのプロと一緒に「間」の定義や、ブランドメッセージをつくりあげようと動き出します。これを書いている10月31日は、2回目のワークショップでした。6人のフェロー(ユーザー兼サービスクリエイター)と共にブランディング再構築に着手しています。
どんな哲学なのか、まだ言葉を磨いている段階なので、12月頃に改めて発表しますね!どうぞお楽しみに!
🧪ローンチ
クラファンからの流れ
まずぶっちゃけると、私たちこう見えて慎重派です。
サービスローンチは2021年10月1日の世界コーヒーの日をXデイと定めていましたが、それまで小さく検証を続けていました。
最初は2021年1月~5月の期間、Facebookで繋がっている友人限定でこの投稿をしてモニターを集めます。
ここで集まってくれた6名のモニターさんたちが最大限に協力してくださり、フィードバックや、要望・改善・期待などたくさん意見交換をしながらサービスづくりをしていきました。
焙煎がサービスになるのか、半信半疑で挑んだコンテンツのモニター募集でしたが、良い部分も改善点も、しっかり言語化してもらいながら支えてもらうこと3か月。
ブラッシュアップしながら、3月31日にMakuakeでクラウドファンディングを実施します。
クラファンの中でも、毎回フィードバックをお願いし、少しずつ仕上がっていく焙煎体験のサービス。
満足度は10点満点中、平均で9.6点と高い評価をいただくことが出来ました。
これも私たちだけではなく、モニターさんと共創したからこそ頂けた評価だと思います。
さらに、このクラファン提供期間中の6~9月までしっかりとユーザーボイスを大切にしながら微修正を繰り返します。
そしてようやく、10月1日にリリース。
10月度の満足度は驚きの9.9点。
ほとんどの方が10点満点をくださいました。ありがたい・・・精錬されたサービスになったこともあり、まずはリリース大成功。
次なる課題は、広報です。
広報素人問題
広報って苦手。
そう思いながら、クラファンのときに頭を抱えていました。
そのとき、たまたま友人のVoicyでクラファンについて語っている配信を聞いてくださり、出会ったのが、静岡県三島市に拠点を置く(株)ビズホープの寺田さん。
株式会社ビズホープ 静岡県三島市の広報企画会社
広報のプロ中のプロです。
ビジネスマンなら一度は見たことがある「ガイアの夜明け」への出演や、起業家コンクールで賞を受賞する素敵な起業家の先輩です。
私たちのサービスを聞いて、ピンと来てご連絡をくださいました。
そこで、心底困っている広報について相談をすると、広報の基礎についてレクチャーしてくださり、私たちのサービスや考え方をヒアリングして一緒に広報戦略を構築してくださいました。
その内容は音声メディアでも伝えていますので、ぜひお聞きください。
※全6回まであります。
このように伴走してくださる相手が見つかる、引きの良さ、運は私たちを味方してくれました
。想いや世界観もお伝えしているので、既に私たちの仲間としてサポートしてくださり、ビジュアル化や言語化も、ビズホープの皆さんにお願いしたい!と思い、撮影やサイト構築も依頼しました。
そうして仕上がったサイトが、こちらです。
完成したのは、なんとプレスリリース発表前日!
何とか、発表を終え、10月1日を迎えることができました。
私たちの良さは、共創するパートナーを見つけて巻き込む力です!
自力で何とかしようとせず、できない部分は共感してくださる方を見つけて協力を依頼する。
これはブランディングでも同じようにプロを巻き込んでいます。
ブランディング、ミッションビジョンバリュー、広報、どれも本来は自前でやった方がいいといわれる領域です。
それでも、あえてパートナーとやっているのは自分たちの力を過信していないから。
そして、プロの視点が入る方が、格段に届けたい人に想いを伝播させることができると考えているからです。
こうして、広報、ブランディング、サービスづくりにたくさんの方々を巻き込むスタイルで新しい世界に挑んでいます。
この仕組みを、私たちはフェローシップとして、こだわって構築しています。こちらも、また次回以降にご紹介します。
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