あなたの癒しはみんなの癒し

人は誰しも魂というものを持っていて、肉体は魂が宿る器・魂の乗り物だとしたら、大切に向き合いたいですよね。
 
あの世からこの世へ移り住んだ魂の乗り物は、いずれかはなくなって、あちらの世界へと帰っていきます。
 
あちらは自由な世界でこちらは不自由な世界。不自由な世界で自由な世界を
思い出す旅をしています。
 
自由な世界は懐かしさをおぼえる「魂の故郷」のよう。懐かしい記憶は私たちの中に光の記憶としてかすかに残っている。青い空を見上げると心まで晴れやかになるのは、自然と人間がつながっていると思い出すように。

心の中の太陽が顔をのぞかせると、過去の自分が照らされる。どんよりと曇った日が続くあの頃。家庭の緊張をやわらげるために、道化師を演じて逆鱗に触れる。人を笑わせ喜ばせるのがやめられないのは、目の前の人にあの頃の自分を投影しているから。
 
緊張がとれていくと、テンションを高く保つ必要がないと気づき、穏やかなエネルギーに包まれる。あたたかい陽だまりのような光で過去の自分を照らすと、凍った心が溶けていく。
 
氷が水となって空へのぼり、虹となる。雲が浮かんで雨となり、山から川、海へと流れて一つになる。一人が癒されると、広大な無意識へ影響を及ぼす。

「あなたの癒しはみんなの癒し」
 
そんなイメージを抱きながら、今ここにいる魂の故郷で笑って楽しく丁寧に生きる。その生きざまを見て、次世代の子どもたちが伸び伸びと育つ。

そう、一人一人が自分を整えるだけで人生が照らされ、日本が明るくなっていくから✨