第8話「意識が生み出す役割」読むだけで人生を照らす物語
生きづらさを抱えている人は、緊張した家庭で育ってきた人。尊敬に値します。なぜなら、幼い頃に子どもとして育つのをあきらめ、緊張した家庭をなんとかしようとして、大人の面倒を見るという役割を演じてきたのだから。
・緊張が高く
・落ち着きがなく
・自分という感覚がなく
・人の気持ちをいつも考えている
「こんな状態で、今まで死なずによくやってきたよね」って褒めてあげたい。そして「あなたは何も悪くないんだよ。ただ、演じさせられてきたんだよ」って抱きしめてあげたい。
子どもが子どもらしく成長できないって、どんなに残酷なことか。この傷は一生かかって癒していくのかもしれないけど、その過程で「素晴らしい宝物を得ることになるんだよ」って、幼い頃の自分に言ってあげたい。
・人のお世話を焼いてしまう
・言ってはいけないことを言う
・バカを演じる
・誰からもわかってもらえない状況を作る
・どこにいっても嫌な目にあう
・頑張り屋さん
家族の均衡を保ち、「親を助ける」という役割を演じる。自分が愛されるために。でも、愛される時は永遠にやってこない。目の前にいない母親のために演じているから。
意識が生み出す役割から抜けるには、ただ「役割を演じている」と認めてあげるだけ。気づいてあげると、役割が光に照らされ、統合されていく。
意識的に役割を降りようとしても、無理。ただ、無意識にゆだねるだけ。
無意識はいつも側にいてくれるから、大丈夫。
私たちの演技はアカデミー賞もの。その誇りが、さらなる自由へと導いてくれるにちがいありません・・・
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