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内なる子どもとの一体感がもたらすものは。

まだまだ続く激動の時代。

その中で、理想を保つのは至難の業ですよね。

だけど、私たちは理想がないと生きていけません。

あなたにもありませんか?心の中でくすぶっている理想が。

生きづらさを抱えている人にとっての理想は

「一体感」を感じること。

のどから手がでるほど欲しいものです。

でも、どうやって手に入れるかわからずに

ずっと闇の中をさまよう感覚が離れなかったんです。


・・・・・


一体感ってどうやって手に入れるの?」

内なる子どもが生きづらさで苦しんでいる女性に、
目を輝かせながら聞いた。

女性は遠い記憶をたぐりよせながら、その子に答えた。
人の気持ちを決めつけないっていうことだよ」

幼子が怪訝そうな顔をして口を開く。
「だって、かわいそうな人や苦しそうな人がいるよ」

「そう見えるよね。でも、自分の気持ちがわからないのに
なんで人のがわかるのかな?」

「無理もないよね。あなたは人の気持ちを考えないと
生きてこれなかったものね」

「ずっと緊張して頑張ってきたんだね」


幼子の表情がみるみる変わった。

その時女性は気づいた。
「ああ、これなんだ。人を悲しませる私は
悪い子だって入れられていたんだ」

「この子も罪悪感で自己犠牲して、
いっぱい傷ついてきたんだろうな」

そんなことを思っていたら
「おねえちゃん、起きて」
という声が耳に入ります。

あの子が私の体をゆらして起こしてくれています。
そう、目覚めの時がきたんです。


・・・・・


今までずっと「敵だらけで苦しい」

という幻想の世界に住んでいましたが、

目が覚めると「あたたかくて優しく無敵な世界」

住んでいたと気づきました。


相手を尊敬すると無敵になる。

決めつけがはずれてゆるみ、

共に本来の自分へ戻っていく。

「ああ、本来の自分という

内なる子どもと一体感を感じると、

外側の世界とも感じられるんだろうな」

私はこれからも一体感を感じたいために、

あの子と共に楽しく面白いことをして

無邪気に遊ぶんです。

遊べば遊ぶほどあの子と私が溶けていき

「そのままの自分」を感じられ、満足のうちに

眠りにつけるんです。

一体感という満足と共に💐

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kiyomi
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